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教育・習い事・就職・転職・起業・旅行、などをテーマに仕事を趣味にする方法を考え、実践し、公開していきます。

宿題、クラス担任、中間・期末テストをなくした校長先生の本。

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麹町中から日比谷、そして 東大というエリートコース。その麹町中の工藤勇一校長の書籍を読み、感動したので少し紹介を。

 

 

宿題、クラス担任、中間・期末テストをなくした

 

 

これはすごい。本当にすごい。こういう社会的断捨離はどんどんやったほうがいい。

 

宿題がなくなることで、強制的な勉強から解放され、クラス担任がなくなることでキライな先生から解放される。

 

ちなみに、担任がいない代わりに、学年単位で複数の先生が、クラスを横断する形で生徒対応をしているようです。

 

そして、中間・期末テストがないことで、一夜漬け習慣がなくなる。昔、自分たちもそうやって、テスト乗り越えたっけな〜と思い出しました。

 

中間・期末テストの代わりに実力テストの回数を増やし、逆に範囲が広く、テスト対策的な勉強ではなく、日々、コツコツと力をつけないと結果が出せない仕組みになっている。

 

結果的に、受験をするための力も自然とついていく。

 

 

 

 個人が考える時代。学校、社会まかせではいられない。

 

保護者の方は、お子さんの将来を心配されると思います。しかし、麹町中のように革新的な改革を実行できる中学はまれです。実際は、学業に対するモチベーションが低く、将来の夢や希望を思い描き、そこに向かって活動できる子供は少ないのが現状です。

 

ぼくも英語教室を運営していますが、あまりにも世の中を知らず、危機感がまったくない子どもたちに対してとても危機感を感じます。英語よりも、社会を教えたほうがいいかな、と思うこともよくあります。

 

もう学校まかせ、社会まかせで良い時代じゃない。親も子供も、個人で、自分で考え抜く力が必要です。

 

例えば、教育に関していえば、私立受験も視野に入れるのも一つ。少人数制で、生徒のケアが細かいのはメリットです。

 

受験対策として塾・予備校に行くのも良いでしょう。ただ、最近はスタディサプリをはじめとして、映像授業が定額で安く視聴できるコンテンツが多いので、ある程度自分で学習することもできる子供は、必ずしも塾に行かなくても良いかもしれません。

 

それと、大人自身が稼ぐ力をつけること。学校を卒業したら、子供は社会人になるわけですから、会社勤めや起業をしていくことになります。それまでに間に、社会の仕組みやお金の話、どうすれば自分で稼いで食べていけるかを、大人が手本を見せてあげなくてはいけません。

 

オンラインサロンが増え、自宅で仕事をする人も増えています。学び方も働き方も多様です。

 

学校の改革と同時に、個人の中でできる改革、少しおおげさですね。成長や変化、が必要な時代なのでしょう。

 

 

インプット大全を読んだ。あくまでアウトプットが前提。

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INPUT大全、さすがです。

 

例えば、英語の勉強をする理由を聞かれて、

 

「将来役に立つかもしれないから」

 

そんな理由ではアカンというのです。その通り。

 

ゴールがあいまいだと、そこまでどうやってたどりつくのかもあいまいになります。

 

 

 

・会社が外資系で英語を使うのが日常。

 

・旅行が趣味で、必ずホームステイをするから、英語で語り合いたい。

 

 

そんな明確なゴールがあるから、そこまでまっすぐ走れる。英語の勉強をするときに、「あ、この言い方は使える!覚えておこう!」と思える。ゴールが不明確だと、走るどころか、歩くこともできません。フラフラで、迷ってばかりです。

 

もし自分が学生で、英語を学ぶ意味が感じられないのであれば、外国人の友達を作ってみたり、留学してみたり、外国人と交流する機会を作るのはどうでしょうか。

 

 

 

映画をみたら、語り合う

 

映画をみたら、感想を言い合いましょう。ブログに書くのもいいでしょう。そうすることで、記憶に定着します。映画は感動したり、笑えたりするものも多いので、なおさら記憶に焼き付きます。

 

yahooの映画レビューのように、ほしの数で評価し、感想を書くのでもいいと思います。

 

アウトプットがあるから、インプットが強く残る。