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教育・習い事・就職・転職・起業・旅行、などをテーマに仕事を趣味にする方法を考え、実践し、公開していきます。

時間の因数分解〜30歳から60歳〜

 

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現在、この年齢層にいる方は価値観が固まりつつあり、かつ何かを背負っている場合がほとんどです。

 

趣味があるとしたら、ある程度慣れています。仕事にも慣れています。むしろ管理側であることの方が多いでしょうか。結婚して家族を持ち、家や車のローンを抱えている。

 

これから大変なのは、この世代です。生き方が固まってきているのに、あらゆる変化に直面します。

 

特に大変なのは仕事です。どんどん新しい仕事が増え、今までの古い仕事がなくなります。そんな時代に一番必要なスキルは何でしょう?

 

会計?英語?プログラミング?私は違うと思います。マーケティング能力」です。

 

あらゆる仕事がなくなっていく中、世の中の人がどんなことを求めているのか。どんなことにこれからの需要が伸びていくのか。それを見極め、自分のエネルギーを集中投下できる能力が、今、これから求められていく能力です。

 

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もしやはり今の時代、パソコンの能力だ!と感じたのであれば、パソコンを習うか独学すればいい。

 

もう少し掘り下げて、スマホアプリ制作だ!と思えば、自分でやってしまうか、アプリ制作を事業にしている企業に転職すればいい。

 

転職するためにスキルが必要ならば、そのスキルを最速で身につければいい。

 

スマホからスマートグラスに需要が変われば、またその都度必要なスキルを身につける。

 

マーケットはこれから今までにない速度で移り変わります。その見極めをしながら、必要なスキルを最速で身につける能力がAI時代に一番必要な力ではないでしょうか。

 

年齢を重ねてくると、なかなか変化への対応が難しくなります。今までのやり方、慣れた方法にしがみついてしまうんですね。そりゃそうです。

 

いきなり社内公用語は英語で!なんて言われたらキツイ。ずっと運転手をしていたのに、自動運転が広がり、会社が潰れたら、他の仕事なんてできない!

 

しかし社会と市場の新陳代謝は加速度的に行われていきます。その波に乗れなければ、仕事で高収入を得ることはどんどん難しくなっていきます。

 

昨年メガバンクは合計で3万人前後にもなる人員を削減しました。これからあらゆる仕事で起こりうることです。

 

繰り返しますが、そんな時代に必要なのはマーケット能力と最速スキル習得能力です。

 

現在30~40歳前後だとすると、まだ新しいことを覚える能力もあります。今まで得たスキルをベースにしたスキルを習得するなら、ハードルは決して高くないでしょう。

 

全く新しい仕事をするため、全く新しいスキルを習得しようとするならば、学校や、職業訓練に通うのも一つです。

 

ただ、インターネットが盛況のこの時代です。わざわざ学校に通わずとも、書籍やネット情報で学べることも多いです。カーンアカデミーのようなインターネットの授業動画で学ぶこともできます。

 

新しいことを学ぶなら、全く新しい方法で学んでもいいんです。時代が変わった分、学び方も多様です。安く、簡単に学習できる環境がたくさん用意されています。

 

50~60歳になっても、それは同じです。会社勤めならもう少しで退職の年齢かもしれませんが、これからも収入を得たり、新しい刺激を求めるならば、新しいスキルを身につけることで新しいキャリアを広げることもできます。

 

もちろん自分の望みや条件次第では60歳で定年退職をして、仕事から離れ、趣味を楽しんだり、家族で過ごす時間を楽しむことも良いと思います。

 

今、50~60歳ならば、年金の受給額も今はまだ最低限保証されるはずです。ちょっと足りないかな、くらいであれば簡単なアルバイトをするだけで補えるでしょう。

 

AI、機械時代だからといって、必ずしも創造的な仕事をし、機械の操作を覚える必要はありません。自分の置かれた状況の中で、叶えたい望みを叶えられれば、方法はなんでもいいんです。

 

では!

時間の因数分解〜20歳から30歳〜

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20歳~30歳

 

・まだまだいろいろ試す

 

現在、この年齢の方はもう学校が終わり、仕事を始める年齢となります。もしまだ学生なら、進路について迷っているかもしれません。

 

もしまだ迷える段階なら、たくさんの会社を見たり、インターンをしてみたりするなど、たくさんの経験をしておいた方がいい。在学中に就職せず、1年くらいは就職浪人するのも今の時代、賢い選択とも言えます。

 

一度就職したら、忙しいですから。

 

・一度は会社勤めする

 

それでも、とにかく一度は就職することも大切になってきます。これからのAI時代に一つの会社に長くいる人は減ってくるはずですが、会社にいることで社会においての対人スキルを磨いたり、組織で働く経験を積むことは、いずれどんな仕事をするときにも大いに役に立ちます。

 

実際、大学を卒業した後すぐに起業する人よりも、1つ2つの会社を経験してから起業する方が、のちのちに成功していたり、挫折せずにレベルアップできている傾向にあります。

 

・会社に勤めながらも、次への準備、行動

 

これからの100年ライフを考えると、今もう仕事を始めている人は、「自分のやりたいことを実現するための準備」「いつ会社をクビになっても大丈夫な状態にしておく」、これらに備えるべき!

 

今の会社で最高の満足感を得ている人は現状維持で良いと思いますが、そうでなく何かを変えたい、自分の望みを叶えたい、と考えるならば、今の会社にいながらも、別のキャリアを歩む準備と行動をするべきです。たとえ、どんなに忙しくても。

 

忙しいを理由にしてしまうと、何もできませんし、何もしなくなります。そりゃあ、忙しいですよ。早起きして、通勤して、会社に行って、家に着いたら夜の9時ですよ。

 

風呂入って、ビール飲んで、1時間テレビやユーチューブ見たら、もう寝る時間。土曜も働くこともある。休みの日が家族サービスなら、自分の時間なんてない。

 

そう、忙しいんですよ!

 

ただ、自分の叶えたり願望があるなら、できるだけ、なるたけの工夫をして、キャリアプランをつきとおさなくてはいけません。

 

そうでないと、気がついたら年をとって、急に会社が倒産、リストラということになりかねません。今の時代に一番リスクがあるのは、起業や転職をすることではなく、「夢も準備もなく急に通う会社がなくなること」です。

 

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忙しいなんて言ってる場合ではありません。「その時」は必ず来ます。大なり、小なり、波がやってくるんです。AI、機械化、シェアエコノミー…その時に頼りになるのは、自分の力であり、スキルであり、野望です。

 

忙しさに関しては、とにかく工夫するしかありません。急に会社を辞めて時間を作るわけにはいきませんから、勉強しなきゃいけないことがあるなら、行き帰りの通勤時間を使ったり、休みの日に早起きして時間を作るなど、小さい細切りの時間を作っておくことはできるはず。

 

それと、転職や起業に備えて、最低限の貯金は必要になります。特に起業となると、初めは無収入になる可能性もあるので、収入がなくても最低限食べていけるだけの貯金が必要になります。

 

・最低限の準備ができたら、とにかく行動!

 

会社で最低限の経験を積み、最低限の貯金ができたら、あとは行動です。会社を辞める時には、引き継ぎなどを含め、2~3ヶ月前には会社に退職の意を伝えなくてはいけません。

 

これが最大のハードルです。このハードルを越えると、あとは多少大変なことがあっても乗り越えていけます。会社を辞めるという行動を起こすこと。これが一番難しく、唯一最大の障壁です。

 

ある程度、会社に慣れてくると「まあ、このままでもいっか」という気持ちが強くなります。一度転職や起業を決意しても、先延ばしになってしまい、結局行動できずじまい、という場合が多い。

 

ここが運命の分かれ目です。先ほど、「最低限の経験、最低限の貯金」と述べたのは、未来への準備ではなく、「会社を辞めることへの準備」です。

 

やはり会社を辞めるのは一大決心です。経験も浅く、貯金もなければ、会社の辞めるハードルが半端なく高いものとなります。

 

だから、ほんのすこしの準備をするんです。辞めるため。全ては辞めなくては始まりません。

 

20~30歳の間はチャンスです。転職もしやすい。まだ結婚していない場合はなおのこと自由に行動しやすいはずです。

 

結婚については、転職や起業後の方がいい。それと、結婚するときに、いずれ転職、起業をする予定があることをパートナーに結婚前に伝えておくことです。そうすれば、パートナーにも理解してもらいやすい。

 

10~20歳の時も同様ですが、若ければ若いほど、早ければ早いほど、挑戦するときのあらゆるハードルは低くなります。やったもん勝ちです。

 

今の時代、30~40歳になってもいくらでも挑戦できますが、とはいえ、それでも!やはり若い時の方がなおよし!

 

では。

時間の因数分解〜10歳から20歳〜

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10~20歳

 

10歳まではとにかく褒める。10歳を過ぎたら、親は子供との距離感を取ることがとても大切になります。10歳くらいを過ぎてくると、子供は自我が育ち、自分の考え方を持ってくるようになります。

 

親が子に近すぎたり、親の価値観を押し付けすぎると、子供は反発します。多少の反発は良いのですが、度が過ぎると親に対する尊敬の気持ちがなくなってしまうので、親は一定の距離を保つべきです。

 

適度な距離がつかめていれば、子供は困った時には親を頼ってくれます。子供の視野を広げるようなアドバイスだけしてあげればいい。本当に悪いことをした時だけ、短く、きつく叱ればいいんです。

 

この年齢になると、ある程度、自我が確立しているため、褒めてもあまり効果はありません。あえて言うなら、20歳くらいから、「認めてあげる」こと。親が子供を大人として受け入れることで、子供も親を尊敬対象として、受け入れるようになります。

 

ここからは親としての接し方ではなく、自分がどう生きていくかを考えていきたいと思います。10~20歳でくくりましたが、10~15歳までで線を引いた方がいいですね。中学生と高校生以降では、心も体も大分違う段階に入っているからです。

 

小学校高学年から中学生になったら、やるべきことは二つです。受験勉強、そして自分のタイプを知ること。

 

受験勉強は大変です。95%の子供は、受験勉強なんてしたくないと思っています。ですが、一度受験勉強をしておかないと、自分の得意、苦手もわかりません。

 

人間は、多少我慢してやり続けることで、「意外に自分と合っているかもしれない」と発見することがあります。もしかしたらその発見が、自分の将来のやりたいことにつながるかもしれません。

 

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どんなことでも、一度は挑戦し、少し我慢し、自分に合っているか試す。ダメなら、他のことに挑戦する。その流れの中で考えると、頭が柔らかい子供のうちに、勉強にチャレンジしておいた方がいい。体が成長段階にあるうちに、いろんなスポーツをしておいた方がいい。

 

私は以前、「小学生の6年間で100以上の習い事に挑戦しておいた方がいい」という内容を記事で書いたことがありますが、100年ライフを考える上で、子供の時に多くの習い事にチャレンジし、自分の得意なことと、不得意なことを知っておくことは、とても意味があります。

 

どうしても大人になると、脳も体も確立してくるので、新しいことに挑戦しづらい。もちろん、中には年齢に関係なくあらゆることに挑戦する「一生青春組」がいるのですが、残念ながら少数です。

 

話が少しそれましたが、受験勉強も挑戦の一つです。一度は嫌々ながらしておきましょう。

 

「自分のタイプを知る」に関しては、すでに述べたようなたくさんの挑戦をすることで、自分のことがわかってきます。

 

一人が好きなのか、グループに入っていたいのか。勉強タイプか、スポーツタイプか。明るい性格か、暗い性格か。何が好きで、何が嫌いなのか。

 

学校に行くことの最大のメリットは、勉強、スポーツ、イベントなどを通して、自分の得意、不得意やタイプがわかってくることです。

 

受験勉強を乗り越え、自分のタイプもわかってきたら、あとは分かりやすい。好きなことに没頭し、嫌いなことから逃げることです。

 

嫌いなことから逃げてはいけない?確かに一理ありです。しかし、人生100年時代、AIとロボットが台頭してくるこれからの時代に、嫌いなことをやっていく理由がありません。

 

人が大変だと思うこと、ストレスを感じること、不便だと思うこと、人が嫌いなあらゆることをこれからはAIと機械がやってくれるようになります。

 

だから仕事がAIに奪われる、と言われるんですね。

 

大変なことはAIがやってくれるんです。だったら、人は便利な生活をして、楽しい日々を過ごして、好きなことに没頭すべきです。

 

好きなことに没頭しながら、世の中に価値を生むような創造的なことにエネルギーを費やすべきであって、それが人間の本能に従った、自然の摂理です。

 

嫌いなことで努力しても、報われません。報われても、ちょっとだけです。好きなことで努力したら、たくさん報われます。

 

特に20歳前後くらいまでは、お金がない代わりに、自由な時間がたくさんあります。子供の頃には想像しづらいかもしれませんが、80%の大人は毎日毎日、ウルトラ忙しい。

 

理由は、会社員であり、組織に「強く」属していることです。一つの組織に強く属していると、たくさんの時間を使うので、とても忙しい。

 

20歳以降の話でまた書きますが、現在の大人はとにかく忙しいんです…。

 

10~15歳くらいまでは受験勉強を含めたあらゆることへの挑戦。15歳~20歳くらいまでは、好きなことに没頭し、嫌いなことから逃げる。

 

次回はこれからの20歳~がどうあったら幸せになるか。について。

 

では!

 

時間の因数分解〜子供は褒めるにかぎる〜

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これからは「人生100年時代」に入ったと言われています。リンダ・グラットン著の「LIFE SHIFT」でも、人の寿命は伸びており、それに伴って人が働く期間も長くなっていくと予想しています。

 

30歳を超えた私でも、あと70年。現在の子供や、これから生まれてくる子供に関しては、寿命はさらに伸びるとされています。

 

そこで考えたいことは、ライフプランを戦略的に考えていかなくてはいけないということです。昔は人生の型がおおよそ決まっていました。義務教育を終え、大学進学、会社員となり、60歳で定年退職、年金暮らしで残りの人生を過ごすという流れです。

 

しかし、寿命が延び、年金制度が破綻し、仕事がAIに奪われていく時代には、新しい路線を開拓していかなくてはいけません。

 

おおざっぱに100年で、と考えるのではなく、年齢を分解し、それぞれの年齢でやるべきこと、やりたいことを確立していかなくてはいけません。

 

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・0~10歳

 

この年齢は、自分がどうするというよりも、親や大人が子供をどうするか、と考えることになります。だって、子供が考えることはただ一つ。「楽しく遊びたい」、それだけだから。

 

当然です。子供です。公園に行きたいし、学校にいるなら体育でドッジボールが一番楽しい時期です。

 

親や大人が子供を監督し、健やかに育つよう指南していかなくてはいけません。矛盾しているようですが、子供を育てるために親がすべきことは、親になった自分が成長することです。

 

子供は当然、親や大人を見て育ちます。親が休みの日に1日スマホゲームをしていれば、子供も1日中スマホゲームをするようになります。

 

親がスポーツが好きなら子供はその影響を受けますし、親が本を読んでいれば、子供も本を読むようになります。

親が夢を持てば、子供も夢を持ちます。親が広い視野を持てば、子供にも広い視野は伝わります。

 

親がたくさん本を読み、人生を楽しむ方法、幅広い仕事や趣味への見方を持っていれば、子供も自ずとそうなります。

 

もし親が人生に広い視野を持ち、フリーランスで働きながら、世界中を旅しているとしたら、子供は必ずその影響を受けます。子供の視野も自然と広がります。

 

親が、会社員をしていて、決まった給料をもらっていて、狭い選択肢の中で決まったルーチンや努力をすることを子供に強いていけば、子供も自ずとそうなります。

 

まずは親が成長し、夢を持ち、楽しい時も、辛い時もたくさんの選択肢があることが、子供に教育をする上で、最も大切なことではないでしょうか。

 

それと、10歳くらいまではとにかく褒めることがとても大切です。1に褒める2に褒める、3,4がなくて、5に褒める、です。

 

子供が考えることは「楽しく遊びたい」だけ、と言いましたが、実はもう一つあります。「褒められたい」。親に褒められたいから、嫌いな勉強も頑張ったり、スポーツも頑張ったりできるんです。

 

親が褒めてくれなかったら、子供は歳を重ねるにつれ、何事にもやる気を示さなくなります。無気力な学生を見ると、子供の頃、あまり親に褒めらてもらえなかったのかな、と感じます。親が成長しながらも、子供をよく見て、ちょっとでもよくできたら褒めてあげる。10歳くらいまではそれで十分だと思います。

 

次回は、10~20歳以降について。では。

おっさんは笑わない。ナカマと過ごそう。

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前回、ドラクエのクエストになぞらえて、ダイエットという敵との闘い方について書きました。今回は、…「エガオ」(笑顔)です!

 

朝、電車に乗っていると、会社員メンバーが無表情でスマホをいじっています。帰りの時間帯になると、ほとんどの人が寝ています。

 

これは完全に敵の呪いにかかっています。ダイエットの例の時は敵の呪いはザセツ(挫折)でしたが、今回の敵はムヒョージョ(無表情)、ラリホーマ(眠り)です。

 

この呪いにかかると、通勤だけでなく、職場や家庭でも呪いにかかった状態となります。笑わなくなり、眉間にシワが寄ります。行動もしなくなり、家に引きこもりがちになってしまいます。

 

家族において、基本的に大黒柱であったお父さんは、無表情で怖いもの、とされてきました。イゲン(威厳)を発することができたからです。仕事をして、家族を養っているのはお父さんの役割が大きかったのが事実です。

 

しかし、今の時代では共働きが増えました。お母さんも働き、お父さんも家事をするようになり、子育てや教育も夫婦の役割となってきています。

 

そうなると、お父さんが笑わない、怖い、だと周囲の人が引いてしまいます。東京に行って、誰かに道を聞こうと思ったら、表情が明るくて、笑顔の人に声をかけようとします。

 

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当然、無表情な人には声をかけないのです。笑顔や柔らかい物腰は、職場や家庭はもちろん、あらゆる社交場において有効な対人能力となるんです。

 

それが、中年の男性には圧倒的に欠けています。日常で笑わない人は顔の筋肉がこわばり、無表情になっていきます。それが通勤の電車の中で顕著にあらわれるのです。

 

電車に乗っていても、日頃から表情が豊かで物腰が柔らかい女性などは、一人でいても、どことなく表情が豊かなことが伝わってきます。これは日頃から人とコミュニケーションをとっていたり、笑うことが多い証拠です。

 

日頃から笑っていると、毎日が楽しくなり、前向きに物事を考え、行動できるようになります。しかし、中年男性は仕事で忙しく、休みの日も一人でこもりがちなので、笑うことがありません。

 

では、どうすればいいか。単純です。「友達と一緒にいること」です。家族も大切なのですが、家族内ではお父さんはどことなく「お父さんの役割」をしてしまって、子供を叱ったり、どこかに連れていくだけの運転手になりがちです。

 

しかし、共通の趣味を持つ友人と一緒であれば、まるで子供に戻ったかのようにワクワクした気持ちで、おしゃべり(男性の場合、語り合い)に没頭します。

 

自分の趣味に没頭している男性は、ある意味で女性よりも童心に還ります。熱い何かがこみ上げてくるんです。そういう時間とたくさん持つことで、自然と笑うようになり、表情も豊かになります。

 

それと、一人の時でもお笑い番組を見るようにするだけでだいぶ違います。おっさんて時代劇とかスポーツ番組が好きですが、泣くほど感動したり、笑ったりすることってあまりありません。

 

笑うなら、やはりお笑い番組を見ることが一番です。泣きたいなら、ドラマが一番です。ドラマなら笑いも感動もあったりするので、一石二鳥かもしれません。笑うだけでなく、感動して泣くことも大切です。

 

主婦層が表情豊かなのは、カフェでおしゃべりを日常でしているだけでなく、好きなテレビ番組がバラエティーやドラマであることが一つあると思います。笑いも感動もあるので、自然と表情が豊かになるんですね。

 

電車でのラリホーマ(眠り)は、かなり根強い呪いなので、またの機会に書きたいと思いますが、朝の電車から疲れ気味で、無表情にスマホをいじっているようでは、日常が楽しくなくなってしまいます。

 

休みの日は友人というナカマを見つけ、カタリアイましょう。ワライアイましょう。電車に乗ったら、スマホをなんとなく見るのではなく、ドクショをしましょう。オンガクを聞いて、仕事に対するモチベーションをアップさせるのも良いのではないでしょうか。

 

同じスマホをいじるのでも、使い方次第で、その人となりというか、レベルの違いが出てきます。

 

では。

ダイエットというクエスト〜攻略をゲームのように楽しむ〜

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ダイエットは大変ですよね。好きな食べ物を我慢しなきゃいけない?嫌いな運動をしなくてはいけない?まさに人が継続できない要素を兼ね備えた強敵です。

 

だからといって、はじめからあきらめてしまうのも悔しい。そんなモデル体型ほどではなくとも、今までより細くなりたい!健康的な体型を維持したい!そんな風に考えるならば、ダイエットという難題をクリアしていかなくてはいけません。

 

課題は全て言い換えるとクエストです。ドラゴンクエストのクエストです。問題がどこにあるのかを考え、方法を考え、行動に移し、敵を倒します。敵が倒せなければ、方法を変え、再度挑戦します。

 

まさにビジネスのPDCAサイクルです。Plan,Do,Check,Actionですね。ただ、このPDCAを回しても、なかなか成功しない場合も多いのが現実。ダイエットなどは最たるものです。

 

では、どうやって攻略すれば良いでしょうか。まずは敵がどれくらい強いのか。どんなタイプなのか。どこが強く、どこが弱いのか。まずはそこからです。

 

ダイエットの場合、強さとはまさに体重です。60キロの人が50キロを目指すなら、敵のレベルを10とします。

 

しかし、80キロの人が60キロを目指すなら、敵のレベルは20です。このレベルによって、必要な攻撃力などが決まります。今回の敵はレベル20だとします。

 

また、タイプも重要です。ダイエットと一口に言っても、ダイエットを成功させるための敵はもっと具体的なんです。例えば、クーフク(空腹)、ヒマン(肥満)、ゴチソー(ご馳走)、デザート、ストレス、コドク、など。

 

ちなみにヒマンは、太っている状態ではなく、「運動をしない日常」とします。(クエストなので、敵名や技名などはカタカナ表記にしています)

 

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これらのタイプに合わせて、こちらに必要な必要な技、魔法、仲間などが決まります。

 

決まったら、行動です。現在持っている力で、敵に立ち向かいます。こちらのスキルは、ガマン(我慢)です。コンジョー(根性)、イシ(意志)で乗り切ります。

 

ところが、2日で全滅です。ガマンをしたことがあまりなく、攻撃力が圧倒的に足りないため、敵のクーフク、ヒマンにあっけなくやられます。

 

これはムリだな、と。自分はなんてイシが弱いんだ…、とザセツ(挫折)します。このザセツは敵の呪いです。倒されただけでなく、現実の世界では、敵がよく呪いをかけてきます。元気な状態でもやられてしまうのに、ザセツ、ジシンソーシツ(自信喪失)という呪いをかけてくるので、大変です。しかもやられればやられ続けるほど、この呪いは強くなります。

 

そして、ここが運命の分かれ道です。もう戦うことをやめてしまうのか。やめずに立ち向かうイシが残っている場合、同じレベルで同じ技では勝てません。

 

現実では、同じパターンで立ち向かい、同じパターンで敵にやられてしまう人が多いんです。これを繰り返していると、敵の呪いは強くなるばかりです。

 

解決するためにはどうするか。そう、レベルアップすること。別の技を身につけること。そして、仲間を見つけることです。

 

敵がクーフクできても、ガマンだけでなく、ガマン+コマギレランチの組み合わせは効果的かもしれません。一日3食ではなく、10時、12時、14時にオカズ、ヤサイ、クダモノ、オカシを少しずつ組み合わせてチョコチョコ食べます。

 

お腹いっぱいに食べる習慣を変えます。はじめからバッグにパック分けされた3回分のランチをあらかじめ用意することで、自然にお腹いっぱい食べてしまうことを避けます。

 

このコマギレランチで、カロリーを摂りすぎることなく、クーフクを倒せます。

 

次に、ヒマンです。仕事が終わって、家に帰ったら疲れています。ストレスもたまっています。ダイエットのためにスポーツをしよう、と決めていたのに、コンジョーやイシが負けてしまいます。

 

そんな時は負けてしまうものです。コンジョーやイシは走り出した後に効果を発揮するものであり、何かを始める時、重い何かを背負っているときは活躍できません。

 

大切なのはタイミングです。一日のスケジュールの中で、どのタイミングでスポーツをやったらいいのかを考える。そうすると、朝が良いのではないか、と考える。

 

それでも、ランニングだとしたら、朝から疲れてしまい、仕事に差し支える。じゃあ、ウォーキングでいいんじゃないか。これでヒマン撃退です。

 

朝早めに起きて、ウォーキングをし、ランチは回数を分けて、チョコチョコ食べるようにする。これだけで、クーフクも、ヒマンも倒せました。

 

こんな風に、技を変える、つまりやり方を変えることで、イシやコンジョーだけに頼らずクエストを成功させることができます。そうすると、ジシンが身につき、敵の呪いにもかからなくなります。

 

現実の世界ではコンジョーとイシに期待している人が非常に多い。特に明日の自分のイシ力に期待しているんです。しかし、それでは今日も明日も変わりません。

 

今日、すぐに方法を考え、スキルアップをしたり、仲間を見つけたりする行動を起こすことで、明日の自分が変わってるんです。今後、さらに強い敵が現れるかもしれません。そうなってくると心強いのは、仲間です。

 

仲間がいれば、自分をサポートしてくれたり、一緒に戦ってくれるんです。ただ、ドラクエの世界と違い、仲間になってもらったり、サポートをしてもらう場合にゴールド(お金)がかかる場合も多いですが(笑)

 

ダイエットという敵をよく見て、倒す方法を考えることを楽しめるくらいになれば、あらゆるクエストを攻略できるようになります。

 

「人生とはクエストである」

 

では。

音声翻訳機ili(イリー)について考えてみる

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また、二子玉蔦屋家電に行った時のことです。

 

アップル製品の店舗に、音声翻訳機が売られていました。その名もili(イリー)。現在は英語、中国語、韓国語に通訳が可能です。手にとって触れてみた感想としては、軽くて、速い。

 

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→絵が雑でごめんなさい。買ったばかりのアップルペンシルで書いてみました。

 

 

話した瞬間に訳してくれるので、ストレスがありません。ネット環境もいらず、どこでも使えます。

 

デメリットとしては、声が機械的であること。もし外国人の友達とおしゃべりを楽しみたいのであれば、味気ない感じはあるでしょう。

 

ただ、それは自分の声を拾って、それを同じ声帯で機械がアウトプットをしてくれる機能が追加され、声の抑揚などもプラスされれば、いずれはほぼ自分の話している感覚で伝えられるようになるはずです。

 

それより大きい問題は、集団コミュニケーションです。例えば、これがビジネス会議のようなシチュエーションになると、まだ弱い。会議になると、多少なりとも複数の人が一斉に話し出したりすることもあります。

 

人間であれば、語学が堪能な場合、マンツーマンでも会議のような複数人によるコミュニケーションをとることもできます。

 

イリーのような高性能音声翻訳機が出ても、2018年の今、まだ語学が堪能な人間には勝てません。ただ、それはいずれ逆転する時がきます。

 

実際、イリーの能力範囲でも、海外旅行を気軽に、というレベルなら問題解決です。

 

「語学が堪能なら」と言いますが、一つの外国語が堪能になるためには人間の場合、5000時間は外国語学習が必要です。もし、英語、中国語、韓国語と考えるなら、果てしない時間が必要です。

 

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しかし、音声翻訳機があれば、複数言語を勉強時間ゼロで話すことができます。機械の言語対応数が増え、声質や抑揚、スピードなどが向上してくればなおのこと、音声翻訳を使う人は増えてくるはずです。

 

ただ、英語学習者がいなくなることはまずありません。自分の言葉で伝えたいという気持ちが強い人も多いですし、歌や本など他のコトバであらわされたものを楽しみたいという人もたくさんいます。

 

ですが、AI時代、機械化時代に入った今、外国語に対する捉え方が変わってきているのも事実です。音声通訳が機械で可能なのに、何千時間も外国語を勉強する必要があるのかどうか。

 

AIはとにかく詰め込みが得意です。まだまだ東大入試レベルになると苦戦していますが、GMARCHに合格できるほどの暗記力(機械なので、統計力という方が正確でしょうか)を持っているんです。

 

それよりも、創造的なことについて時間をかけた方がいい、と考えるのも一理ではあります。

 

小説を書いてみる。作曲してみる。絵を書いてみる。お笑いのネタを考えて、You Tubeにアップしてみる。いずれかを上手に組み合わせて、新しいエンタテイメントを作ってみる。

 

先日、テレビでバスケや卓球のフィールドにパネルのような画面を映し出して、効果音をつけたり、得点が視覚化されるものが特集されていました。発想と技術やテクノロジーで、新しく面白いものはいくらでも生み出せる時代です。

 

外国語が好きな人は学習を継続すればいいと思います。しかし、すでに述べたように、外国語学習をして、堪能になるためのハードルは非常に高いものです。

 

時代の流れ、最新のテクノロジー、自分の趣向を見据えながら、後悔のない選択をしたいですね。

 

では。