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教育・習い事・就職・転職・起業・旅行、などをテーマに仕事を趣味にする方法を考え、実践し、公開していきます。

明治大学に入ると、ディズニー留学ができるかも!?

 

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明治大学❌ディズニー

 

そりゃ、テンション上がりますよね。学生人気が出るのは、見た目の華やかさです。それは偏差値が高い、低いかは関係ない。綺麗で華やかで、かっこいい、素敵、そんなイメージブランディングが上手なのが、明治大学なのでしょう。そんな明治大学は「フロリダ州立大学ウォルト・ディズニーワールド提携アカデミック・インターンシップ」をスタート。国際日本学部に入り、選考をパスすれば、アメリカのディズニーで働き、遊び、大学生活を送ることができる。すご。

 

この国際日本学部ですが、実は珍しい学部ですよね。国際経済とか、国際教養ならありますが、国際「日本」て。それは、しっかりとしたコンセプトがあるからだそうです。それは、アニメ、マンガ、アートなどの日本文化を世界に伝えることをメインとしているからです。海外を学ぶ!だけでなく、クールジャパンの発信をしていくための研究を主眼に置くわけです。

 

もちろん、他の大学の国際学部だって、似たようなことはしているはずです。明治大学が国際日本学部を作る前から。でも、アピールした者勝ちというか、やはり広告・宣伝の仕方は大切ですね。「ディズニー」「アニメ・マンガ」、わかりやすく楽しそうなことにやはり学生は惹かれてしまいます。人気が出れば優秀な学生を集められます。

 

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明治大学❌就職

 

元々、明治大学は就職支援に熱心です。就職・進路ガイダンスの出席率は90%以上、外部添削のエントリーシート対策講座、OB・OG訪問仕方講座など、学生の視点、就職先見の視点で丁寧な支援をしてくれる。大学がキャリアカウンセラーの育成にも熱心で、しっかりと予算を確保しているそうです。う~ん、強い。

 

前回の記事で、私は「ワーク❌スタディ❌エンタの3要素が溶け合ったサロン型教育」について書きましたが、明治大学は私がイメージするこの3要素をしっかり持っていました。ワーク(インターンシップ、就職支援)❌スタディ(学生の本分)❌エンタ(ディズニー、アニメ・マンガ)といった具合です。大学なので、規模が大きすぎて「サロン」とは言えませんが。

 

とにかく明治大学は戦略がうまい。これからは大学も生き残りをかけて必死です。各校とも独自で培ってきた歴史と独自性があるはずなので、そこにかけ算となる新たな一手を投じれば良いと思うんです。大学に求められていることの一つに、「コネクション」があります。もっと海外大学とのコラボを作っていくべきです。

 

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明治大学は提携先の大学にハワイやバリなどもあるんです。ほら、誰もが知っている観光地じゃないですか?そういう「華やかでわかりやすい」ところに魅かれるんです。世界の大学に提携していて、現地に留学し、国籍入り混じった友達、人脈を作り、インターンシップの経験もする。そうすれば、日本の就職も有利ですし、海外への就職も視野に入ってきます。そんなことができれば、他大学との差別化であり、学生がその大学に行く意味を感じることができます。

 

明治大学を入れて、GMARCH、ジーマーチという言い方をします。(G:学習院M:明治A:青山R:立教C:中央H:法政)のことです。しかし明治大学はもうイチ抜け!の気分です。うちはもうGMARCHではありません!といった様子。このままだとGARCHになりそうですね。ジーアーチ。ガーチ?青山が抜けたらもう読めません。GRCH…グルチ?

 

他の学校もうかうかしていられませんね!