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ゲームやスポーツに没頭する男子が成功する方法

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・没頭型男子の能力開発

 

男の子は特にゲームに没頭しやすい傾向にあります。ほうっておいたら一日中ゲームです。当然、学校の成績不振になり、無理やり塾に行かせたりします。しかし成績は上がらず定時制に通うことになったりする…

 

根本的にですが、ゲームでもスポーツでも一日中没頭できる集中力は賞賛すべきであり、何よりも大切な能力です。これを使わない手はない。

 

あとは家庭での最低限のコミュニケーションさえ欠かさなければ、ゲームばかりにはまっていても問題はありません。

 

例えば、ゲームがどんなに好きでも、夕飯くらいは食べにダイニングルームに来るはずです。お腹は空くんですから。

 

夕食を共にしながら、ゲームの何が面白いのかをまずはたくさん聞きましょう。できればお父さんの方が良い。男の子同士、共感できることが多いからです。

 

次に、ゲームが好きなら、ゲームを作るほうがもっと面白い、という選択肢を与えてあげる。子供は義務と強制を与えると反発しますが、楽しそうな、心地良さそうな選択肢を与えてあげると食いつきます。

 

一度食いついたらもう離しません。ただ抵抗なく食いついてくれる年齢はやはり小学生くらいまででしょう。中学生以上になると親が勧めるものに反発するようになってくるので、小学生くらいまでにあらゆることに挑戦させた方がいい。

 

では、ゲームを作る、とはどんなことか。例えば。そう、プログラミングです。プログラミングは要はソフトを作る作業です。細かく見れば種類は豊富にありますが、スマホのアプリやゲームを自分で作れる、と言ったら子供は食いつきます。

 

でも、実際にゲームをプログラミングで作るのは簡単ではありません。シロウトの大人が子供にゲームまで作れるようにプログラミングを教えることは難しいです。でも、ゲームをしながらプログラミングを学べる無料のウェブサイトやアプリがぞくぞくと増えています。

(→scratch,hour of code,playgroundsなど。hour of codeがおすすめ。慣れたらplaygroundsもかなり良い

 

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これを使えば、遊び半分でプログラミングに没頭していきます。でも、親がもう教えらえない、子供も自身でこれ以上プログラミングを学ぶことに限界がきた。そこまでいって初めてプログラミングを習いに行けば良いのです。

 

何もプログラミングだけではありません。専門学校や大学でゲームシナリオやゲームデザインを学ぶことだってできます。そのためにはやはり高校や専門学校、大学に進学することが選択肢に入ってきます。

 

高校で直接やりたいことがあるわけではないかもしれません。でも、小中からゲームをするだけでなく、作る側に回ろうとすると、制作の過程で、様々な知識が必要になることに気づきます。プログラミングもそうですし、ゲームのストーリーを作る際には文章力や表現力が必要になります。RPGや時代背景があるものを作るなら歴史や地理も役たつかもしれません。特にゲームを作るプログラミングは関数を始めとして、数学の応用力も必要です。

 

ゲームを作る会社に惚れ込んだなら、そこに就職するために大学に行く選択肢が出るでしょうし、海外のゲームに惚れ込んだなら、海外の製作会社に就職するため英語力が必要になるかもしれません。

 

ゲームを作るのではなく、好きなゲームを伝える仕事に興味を持つかもしれません。それならば日本文化を発信するような大学の学科を受験したり、自分でゲームの魅力を伝えるためのウェブサイトを作るために、ウェブデザイナーになるために専門学校に通ったり、通信の教材で学ぶ手もあります。

 

ゲームというワード1つで、これだけ色々な選択肢があり、必要になる勉強やスキル、それを得るための専門学校や大学など、好きなことをするために学ぶことはいくらでもあります。

 

そう、親がすべきことは子供に勉強を強制することではなく、選択肢を与え、少し遠くから見守ることです。年齢が上がるほど親は一歩、二歩と離れたところから見ていなくてはいけません。親ですから、子供の将来や、進学などが心配なのはわかります。そこをぐっとこらえましょう。

 

大切なのは、夕飯の時間だけは食卓で美味しいご飯を囲みながら、ゲームの何が楽しいのか。友達との様子はどうなのか。学校は何が楽しくて、何がつまらないのか。そんな話をたくさん聞いてあげることです。

 

たくさん聞き、たくさん共感した上で、「これはどう?」「あれはどう?」と人生の選択肢を与えてあげることです!

 

没頭した男子は時速100キロの電車です。受験前に急にブレーキをかけようとしても止められません。100キロですから。大切なのは今、走っているレーンとは少しだけ方角の違うレーンに誘導してあげたり、他のレーンもあるということを早いうちから諭してあげることです。そのうちに、100キロを出したまま、自分でレーンを選んでいくようになりますから。