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教育・習い事・就職・転職・起業・旅行、などをテーマに仕事を趣味にする方法を考え、実践し、公開していきます。

マンガとアニメのビジネス・教育活用方法を考える

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・マンガを生かしたビジネス書

 

本屋さんに行くと、ビジネス書の棚に「マンガでわかる!~」という題名のビジネス書が増えてきました。難しいビジネスの内容をマンガでわかりやすく、かみくだいて説明しているので売れているわけですね。

 

これを使わない手はないのでは!?ということで最近では(去年くらいから?)受験の問題集、参考書にもマンガやアニメで学べるものが多くなってきました。アニメは昔から日本が得意とすることなので、これからより一層増えていくでしょうし、いち早く活用した者勝ちとなっていきます。

 

・アニメのハリウッド化

 

ドラゴンボールデスノートはハリウッドで実写化されています。さらにあの禁断の果実、「ワンピース」もハリウッド実写が決まっています。誰もが頭に描きながらも、ワンピースの実写化はムリでしょ!と思ってきた禁断の果実なのです。巨額の制作費をつぎ込み、あの「プリズンブレイク」を制作したトゥモロースタジオが手がけます。

 

アニメの実写は嫌がる方も多いですが、大きなビジネスチャンスとなります。日本ではアニメ実写し切れない部分があるからです。もちろん作品によっては日本で実写化されていますが、やはりスケールが大きいものを作ろうと思ったら、ハリウッド実写にお願いすることになる。

 

逆に考えると、アニメとしてヒットを出すことができればハリウッドレベルの実写が可能になるということです。この上ないアニメ輸出ビジネスとなります。映像や迫力では日本はアメリカに勝てないわけですから、マンガやアニメの部分で徹底的に勝負すればいい。

 

アニメといえば日本と呼ばれている今、これからさらにこのアニメのレベルアップを図ることで大きく見れば日本文化の発信となります。…とは言っても、アニメといえばディズニーとも言われてしまっています。ディズニーにかなりやられているのです。負けたらアカン!

 

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・絵を描くのが子供の頃だけで終わるのはもったいない

 

逆に日本といえばジブリでしょうか。宮崎駿監督の名前は世界にとどろく存在となりましたが、どんな大物でも限界年齢があります。宮崎監督は引退を撤回されましたが、それでも後を引き継ぐ存在が必要になってきます。しかしジブリ宮崎駿監督のワンマンチームです。ディズニーはウォルトディズニー亡き今でも、チームとして、組織として衰えることなく素晴らしい作品を生み出しています。

 

日本は宮崎監督以外も細田守監督、新海誠監督など、ヒットを生み出している若い監督がいます。(細田守監督は50歳を過ぎていらっしゃいますが…)しかし、なぜ「監督ベース」なのかな、と思ってしまいます。これもワンマンチームということではないでしょうか?チーム全体が強い、ワンマンではないチームはないのか?

 

ゲームでいえば、ニンテンドーが強い。トップがいてチームをけん引しているのは確かなはずですが、万が一トップがいなくなってもチームとして繁栄していけるのです。

 

アニメ業界はこれから組織力、チーム力をつけられるような、アニメ力の底上げが必要です。そのためには、アニメを国内で今よりもさらにレッドオーシャンにしていく必要があります。

 

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レッドオーシャンブルーオーシャンについてはまた別の機会にくわしく述べますが、レッドオーシャンにする、というのは競争を激化させていく、ということです。マンガを描いたり、アニメを制作したりする人口そのものを増やしていくのです。

 

競争が激しくなれば、生き残るのはレベルの高いものとなり、日本文化をけん引する存在となります。そう、ドラゴンボールデスノート、ワンピースのように。

 

国内のアニメ、マンガ人口を増やすためには、ビジネス化、教育化をしていけばいい。学校にアニメ、マンガを中心にした学部や学科を増やすのです。そうすれば、小さい頃からマンガを描くことが、お絵描きやイタズラ書きではなく、「勉強」となります。

 

直接アニメやマンガではなくとも、例えばグラフィックデザインや脚本の書き方など学ぶことはたくさんありますし、アニメやマンガを直接その世界で活かせなくても、別の世界で使える可能性もあるのです。

 

ゲーム業界でもアニメは使いますし、先ほどのようにビジネス書や教育書でマンガを使うこともできます。うなぎのぼりに増えるスマホのアプリなどでもアニメをうまく使ったコンテンツが増えていくでしょう。

 

マンガ、アニメ業界のビジネス化、教育化が進めば、マンガを描く力が学校の成績に大きく繁栄されるようになります。塾で教える教科にマンガが入ってくるようになるかもしれません。

 

子供にとって、もともとマンガを描くのは楽しいことです。しかしそれがただのラクガキに終わってしまってはもったいない。子供の夢にユーチューバーが入ってきたように、「将来はマンガ家になる」という夢を掲げる子供が増えてくれればいいのにな、と思います♪