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アメリカで一番住みよい街はどこ?ちなみに日本一は?

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・アメリカで一番住みよい街:オレゴン州ポートランド

 

代官山にあるいくつかのおしゃれカフェなどに共通しているのが「アメリカ、ポートランド発」だということ。ポートランドってどこ?おしゃれなの?という疑問。そう、全米一住みたい街ランキングで1位、それがポートランドです。ポーランドではないですよ。

 

ポートランドはアメリカの西の端っこです。シアトルとサンフランシスコの間くらい?に位置しています。人口流入が多く、GDPの伸び率も高い。スタートアップも盛んで、典型的な発展都市となっています。

 

じゃあ、ニューヨークやロスのような都市になっていくのかというと、そんなことはありません。車はあまり走っていませんし、環境やエコを中心にした街で、ビジネスというよりも文化色が強い。街を歩いているとストリートアートなどの芸術部分が強く反映している街です。お金持ちが住む街ではなく、庶民に優しい街といえます。

 

一方で若い起業家が多い。ただ大企業を作っていくというよりも、自分のやりたいことをやるために起業をしている人が多く、利益よりも自分の生き方を大切にしている。自然が多いポートランドは砂漠から森林、山、海岸など、自然を生かしたレジャーが盛んなことも魅力の一つです。

 

もともとあった自然的な豊かさをうまく利用し、人気が広がった街といえます。ただ、運が良かっただけでなく、使い方が上手だった。向かい風が吹いていて、その風に沿ってうまく漕ぎ出した人たちで作った街なのですね!

 

日本一住みよい街:千葉県「印西市

 

では、一方で日本の住みよい街はどこでしょう?答えは千葉県の印西市です。横浜でも吉祥寺でもなく、千葉県のどちらかというと田舎にある印西市という一見、地味な街が6年連続で日本一住みよい街なのです。

 

私はこの印西市に少し詳しい。なぜかというと?住んでいるからです!去年、引っ越してきてもう2年目になります。どうですか?と言われたら、「そこそこ快適になってきている田舎」と答えています。

 

まずは自然が多い。イノシシが出没するレベルです。それでも道路464号の付近にはイオンやコストコ、カインズ、ジョイフルなどの商業施設があるので、近所の買い物には便利。ソーラーパネルが街のいたるところにあって、エコな街を目指しています。

 

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土地が広いので、集合住宅が多くなっており、人口流入が激しい。国内では珍しく子供が増えている街です。子育てにはピッタリの街と言えるかもしれません。

 

ここまでの特徴としてはポートランドと共通しているところが多いですね。ただ、ポートランドのような華やかさがないかな…。文化的な土壌は弱く、若い起業家が多い、ということもない。まだ「何かが」足りないと言われたりもする印西市です。

 

ただ、印西市で一番発展している千葉ニュータウン駅からスカイツリーがある東京・押上駅までは快速に乗って30分というアクセスの良さがあります。インフラは街が発展する大きな要因の一つなので、将来性や投資という意味では、大きな潜在能力は持っているのではないでしょか。

 

印西市は今持っているものをレベルアップさせていけば良いのではないでしょうか。エコという意味ではポートランドに似ていますが、印西市は車の所有率が多い。一方でカーシェアを使う人も増えてきているので、カーシェアをもっと普及させるべきです。

 

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せっかく土地も安く、住みやすいのですから、お金持ちになろうとするのではなく、システム的にも金銭的にもエコに幸せに生きていける街を目指せば、より一層の人口流入が見込めます。

 

そこで育つ子供が自分たちの街に快適さを強く感じれば、住んでいる街の企業で働いたり、スタートアップを目指す土壌も出来上がってきます。

 

他の街も独自の良さがあるので、一概に何が良いかとは言えませんが、ポートランド印西市のような「庶民に優しい」「快適性」は取り込むべき要素の一つです。道路のようなインフラも届いていない僻地(へきち)であれば、むしろITによりインターネットインフラを進める方が効果的かもしれませんし、逆に都会近郊であれば自然との調和がキーワードとなるでしょう。

 

せっかく自分たちが住む街なのですから、心地よい街にしたいですね♪