身近にいるすごい人:妻
妻は高校生の時から美容室でバイトを始め、ここ数年は美容師として独立しています。ただ、独立したと言っても、もともと働いていた美容室で働いていたり、別に独立して自分の店舗を作った友人のところで働いたりと、なんか自由に動いている感じです。
その友人の美容室は自宅から自転車で10分の距離!自宅も美容室開業用に作ったので、近いうちに自宅ではじめるつもりではあるようです。
さらに数年前からマツエクのお店で働き始めました。お客として行ったのに、「ウチで働きませんか?」と店員さんに誘われたそうです。このマツエクも独立できるレベルになったらしく、これも自宅ではじめる予定なので、2つ目の手に職ということになります。
さらにさらに。自宅の近くに有名なヨガ教室があるのですが、そこの店員さんにも「ウチで働きませんか?」と誘われたようで…。どんだけ!?がまさにぴったりのツッコミ。どんだけ誘われてんの!?と。ただ、今のところヨガインストラクターになるつもりはないようです。
美容師、アイティスト(マツエク施術)、ヨガインストラクター…。世の中、副業が叫ばれていますが、まさに副業家(複業家)です。ホントに我が妻ながら、すごいな、と思います。
仕事が好きなんですよ。考えられますか?5億円もらえたら仕事やめる?と聞いたら、即答0.1秒で「やめない!」と言える妻です。なんて幸せなやつや!
だって、幸せですよね。好きな仕事をしてお金がもらえているわけですから。そんな妻も大好きな歌手Flumpoolが活動休止になったり、大好きなマンガ名探偵コナンが休載したりして凹んでいましたが(コナンは連載が再開したようです!)
ヨガは趣味で始めたようなのですが、他にもDIYが趣味で、自分でテレビ台、棚、ベット台を自分で作ってしまいます。ちょっと休みの日ができると、電動ドリルを持ち出して、「ウィーーーーーーーン!!!!!!」
うるさいわー!!!とはツッコまず、暖かく見守ることにしています。夜の9時に「ウィーーーーーーーン!!!!!!!」
うるさいわ!!w
妻、作
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ニュースを見ていて、就活で苦労する大学4年生を見ていると、専門性や得意分野を持つことがいかに大切な時代に入ったかを痛感します。
大学生は比較的、平均的に優秀な子が多い。勉強はそこそこできる。友達もそこそこいる。パソコンやスマホもワード、エクセルもそこそこいじれる。
会社側としてはそんな平均学生に会社で必要なスキルを習得させ、人脈を作らせ、会社に利益を出せるような人材に育てていくわけですよね。
でも、それは会社最適化です。その会社で働くことで世界で汎用的に活躍できるようなスキルが身につけばいいです。でも、大抵はその会社だけの最適化に過ぎない場合が多い。他の会社に行ったら、一から仕事を覚え直さなくてはいけません。
必要なのは社会最適化です。働くことで、自分のスキルとなり、広くは社会に価値を提供できる。自分が働くことで周囲の人に価値を提供できる。それは、自分も周囲も幸せにする方法だと思います。
妻を見ていると、社会最適化とは言わずとも、地域最適化をしていると感じます。妻は「自分が地域最適化ができている」なんて微塵も思っていないと思いますが。多分、「仕事が楽しい!」それだけです。
でも、それってすごい。世界を見渡せばそんな働き方ができている人もいると思いますが、自分の周囲の人でそんな働き方ができている人は少ないです。
いやー、我が妻ながら。すごい。