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「インド・シフト」を読んで

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「2020年、バンガロールシリコンバレーを抜く日」

 

 

思った以上に、世界は動き、覇権争いをしています。その中で最も注目されているのが、インドです。その中でも、デリーやムンバイといった都市ではなく、南部に位置するバンガロールという都市なんです。

 

世界のIT企業がこのバンガロールに集中し、多くのイノベーションを起こしています。著書では「未来のグーグル」「未来のアマゾン」がこのバンガロールから生まれるのではないかとしています。

 

日本の動きは遅いです。IT人材も少ない。バンガロールのIT人材は2020年までに200万人を超す勢いで、人数だけで見ればシリコンバレーをしのぎます。インターネットが覇権を取り、世界を変えている現状で、IT人材が不足していることは国益そのものに直結してきます。

 

日本はアメリカなどに比べてIT人材は不足しており、IT人材を作っていく動きは遅いですが、もともとオタクが多く、引きこもり体質のある日本人はITに向いた土壌があります。

 

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ロボットなどの製作も日本人は得意とするところです。今からIT教育に投資をして、IT人材を育てていけば、いずれは日本がスタートアップ大国となることも可能なはずです。

 

得意な人であれば、英語も学習すると良いでしょう。私は2030年くらいまでが英語学習の賞味期限ではないか、という推測があります。翻訳機能が向上し、VRが発達することで、日本にいながらも世界中の人々と日本語でコミュニケーションをとることができるようになる可能性が高いためです。

 

ただ、以前の記事でも書きましたが、会議のような複数の人間が同時に会話をするような瞬間的複数自動翻訳機能を備えた機器が浸透するまでにはかなりの時間を要します。

 

それであれば、何千時間をかけても、今から英語学習をしておいて、自分の言葉でコミュニケーションを取れるメリットは大きい。

 

特に今は2020年東京オリンピックを境に、教育システムも変わりつつあり、グローバルに世界が動きつつある過渡期なので、国が変わるためのスピードが命になります。

 

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あと十数年は英語学習を加速度的に進め、グローバル化に対応しつつ、翻訳機器の進化に目を光らせておくことが大切です。語学習得は簡単なことではありませんから。

 

今であれば、若いうちにプログラミングに慣れ親しみ、海外留学を経験しておくのが良いと思います。世界の動きを肌で感じることで、自分がやるべきことが見えてきたり、スキルを磨くことに没頭できるようになります。

 

世界の動きの中で特に注目されているのが、前述したインド、バンガロールです。ITの中心になろうとしているこの都市がどんなところで、どんなことをしているのかを知ること。それがITリテラシー、グローバルリテラシーの第一歩ではないでしょうか。