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高い北総線の運賃に印西市長が物申す!

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「運賃高すぎ」北総線印西市長が値下げ要求

 

 

toyokeizai.net

 

 

東洋経済オンラインに載せられた今年3月の記事です。千葉から東京に繋がるこの路線は運賃が高いことが有名で、何度か問題になっています。今回は市長からの要求ということで、鉄道会社としては何かしら動かざるをえない状況になってきています。

 

確かに北総線は高いです。私は最寄駅からこの北総線を使っているのですが、一駅の移動のためにスイカを使って、往復で606円かかります。これはなかなかの出費です。地元に住んでいれば運賃が高いことを知っていますが、地方から来た方であれば、スイカから運賃が引かれた時に、「ん!?」と思うはず。

 

北総線羽田空港と成田空港を結んでいるため、空港利用者に大きな影響が出ます。大げさに言えば、道路と鉄道インフラは街づくりのための血管です。

 

印西の千葉ニュータウン付近がここまで大きくなってきたのは、市川から成田空港までを結ぶ国道464号と北総鉄道があったからこそです。その鉄道が日本一高いと言われる運賃のままなのですから、近隣住民から「運賃高すぎ」の声が上がるのも当然と言えるでしょう。

 

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印西市は日本一住み良い街ランキングで1位を取っています。ご存知ない方も多いはずです。住んでみるとわかるのですが、印西には病院が多く、イオン、コストコ、ジョイフルなどの大型ショッピングセンターが数多く並んでいます。

 

スーパーも多く、大規模な住宅開発もされていて、戸建て住宅が多いので、家族で移り住んで来られる方々も多いのです。今の時代に珍しい子供が増えている街でもあります。

 

他にも企業誘致も多いなど、多くの好条件が印西を1位にしているわけですが、それは国道と鉄道の寄与が大きい。国が多くなるためにまず一番大切なことは交通インフラです。

 

交通インフラが整えば、自ずと人も企業も集まるようになり、街が発展していきます。すると若い人が集まるようになり、街がより活性化していきます。印西市は観光名所があるわけでもなく、東京の原宿や渋谷のように若者が自然と集まってくるようなトレンディな場所でもありません。

 

しかし、印西市千葉ニュータウン駅から東京スカイツリーのある押上駅までは電車で30分ほどの距離なので、都市部までのアクセスが良い。企業誘致も進み、小売のマーケットも広がれば、地元に就職することもできます。若者にとって魅力的な街となるのです。

 

そのためにも、便利な鉄道インフラは欠かせません。今回のように市長をはじめ、地元民が運動と行動を起こし、話題にしていくことが大切だと思います!