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英語学習にはディズニーがオススメ!「ズートピア」編

英語学習で大変なことは、文法でも、単語でもありません。「楽しめないこと」です。学校に通っていて、英語の授業の時間になり、過去形だ、未来形だ、過去完了だ、と難しい言葉を並べられて、日本語で英語の仕組みを説明される。

 

生徒の中には、「英語なんだから、英語でしゃべらなと身につかないでしょ」と思っている生徒も多いはずです。実際、英語は使わないと身につかないですし、2020年に向けた英語改革では、4技能のバランス重視であり、「話す」「書く」にウエイトを置いたものとなります。

 

ただ、それでも単語力と文法力は欠かせません。この二つのベースがゼロだと、いざしゃべろうと思っても、何も言葉にでてこないからです。

 

大切なのは、4技能のどこにウエイトを置くかではありません。全てを伸ばすことです。というか、英語を使う、楽しむというスタンスでいるなら自然と全ての能力が伸びていってしまうんです。

 

では、いかにして楽しむか。動画学習です。一人での英語学習において最も効果的な方法です。もちろん「中学生が学校のテストで良い点を取る」という目標なら、一番良い方法は「教科書を覚えること」「問題集を解くこと」ですが。

 

ですが、その勉強法を取ってもなかなか頭には残りません。動画学習をして、英語脳にしてしまうことが一番なのです。できるだけ早い年齢が良いでしょう。小さい頃が語学学習に適しているというのは本当です。とにかく耳が良いので、英語の音をどんどん聞かせることに向いています。

 

しかも、動画学習であれば、目で映像と文字から情報を読み取っているので、一石二鳥、三鳥です。子供の頃ほど抵抗なくマネをしたり、音読をしたりするので、四鳥くらいです。

 

ただ、子供にいきなり「英国王のスピーチ」(The King’s Speech:主演、コリン・ファース)では難しい。内容が固いものは控えた方がいい。大人の方でこういったジャンルが好きな方なら良いと思います。

 

子供なら一番良いのはディズニー映画です。特にアニメーションはセリフがゆっくりではっきりと発音するので聞き取りやすいですし、比較的単語も簡単なもおが多いので、覚えやすいんです。

 

おすすめはたくさんあるのですが、今回は「ズートピア」を推します。理由は、学習に適した本があるからです。これです↓

 

この本はスクリプトタイプの本なので、ビデオのセリフがそのまま英語で書かれています。本屋さんにはディズニー本がよく置いてありますが、あくまで英語で物語が語られているものなので、キャラクターの声を聞けるわけではありません。

 

スクリプトタイプであれば、キャラクターの声・セリフをそのまま覚えることができます。ディズニーは歌も多いですが、歌もそのまま英語で書かれているので、英語を覚えるにはちょうど良いんですね。

 

おまけに少し複雑な文については文法や言い回しについての説明がついているので、より理解しやすくなっています。

 

DVDや動画配信などでビデオを見ながら、スクリプトを使って、音読やリスニングの練習をする。これは、学校の英語のテスト勉強の10倍の力がつき、100倍楽しいです。

 

もちろん、大人の方でTOEICのスコアが欲しいという場合であれば、ズートピアを1回見るよりも過去問を解いた方が近道でしょう。しかし、英語学習には膨大な時間がかかり、継続できなければ、絶対に身につきません。

 

毎日、テスト勉強や資格のスコアのための勉強ばかりになってしまうと、英語が味気ないものとなり、学習も続きません。資格取得の目標に向けて学習するのも良いのですが、映画や動画を見て、楽しみながら学ぶといった形も学習スタイルを取り入れてみるのも良いのではないでしょうか。

 

楽しむに勝る学習法なし!です。