AIによって消えにくい仕事:美容師
妻は高校生の時から美容師をしています。最近、職場を変え、高校の時の友人が経営しているお店に転職をしました。
すでに自宅から近かった職場ですが、今度はさらに近くになり、自転車で7分で着いてしまいます。
朝は8時半前に家を出て、出勤。帰りは7時くらいです。週に3回程度はヨガをして帰り、夜は10時に寝て、朝は6時に起きます。
数年前から美容師として独立しているので、収入はお客様の数に比例します。他の人が経営するお店で働いているのに、独立しているって面白いですよね!
我が妻ながら、いろんな意味において自由だな、と思います。
それもこれも、高校の時に「これだ!」と思った仕事が美容師で、そこに向かってまっすぐ走ってきたからだと思います。世の中、自分の好きなこと、得意なこと、波長の合う仕事を探していくわけですが、なかなかそういうことに出会えない人も多いハズ。
学生時代は嫌いな勉強と受験を乗り越え、好きでもない職に就き、満員電車に揺られ、家に帰るとうんざりする妻、夫に疲れる日々。自分の時間はほとんど持てず、年をただただとっていく。
そんな日々を送っている方も多いのではないでしょうか。
じゃあ、ひとりひとりがどうすればいいのか、といえば千差万別。誰にでも当てはまる処方箋なんてありません。ひとりひとり違うんです。
学生なら、なんとなくスマホゲームをいじるのではなく、プログラミングを勉強して、好きなゲームアプリを作る。就活生なら、就活をするよりむしろインターンをしてみる。社会人2年目なら、将来の独立に備えて、自分の得意なこと、伸ばしたいスキルを考え抜いて、仕事外に勉強してみる。
何かを変えたいと思うなら、具体的な何かを変えなくてはいけません。具体的に動かなくてはいけません。まずは、今日中にできることから。できたら、「できたノート」を作り、できたことを綴っていきましょう。小学生みたいですが、これを実際にやっている人が、自分を望み通りに変えられる人です。
小さいことからやってみる。2年後、いや、1年後には形に見える「何か」が変わっているかもしれません。
AI、ロボット時代に突入し、ネガティブにいえば、仕事は日々、機械に奪われています。私たちは人間にしかできないようなスキルを使い、それを仕事に生かさなくてはいけません。
美容師はAIや機械には代替されにくい仕事だと言われています。もちろん、高校生の時、妻はそんな未来を予測して美容師になったわけではないと思いますが…。
ただ、機械によって奪われやすい仕事がどんなタイプの仕事なのかは知っておいても良いかもしれません。それは就活や、将来へのキャリアプランにも大いに役立つはずです。