kazu-tabi

教育・習い事・就職・転職・起業・旅行、などをテーマに仕事を趣味にする方法を考え、実践し、公開していきます。

AI時代の今、子供に何を習わせるべきか

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今まで、英語教室や塾で働いてきて、多くの子供を見てきました。子供の中には芸能界の人気子役か!とツッコみたくなるくらいのハードスケジュールをこなしている子も結構多いんです。

 

スイミング、ピアノ、英会話、習字、そろばん、最近ではプログラミング、など聞いてみると本当に多くて、これを1週間で全てこなしているような子もいます。

 

子供には個性があるので、どこに才能が眠っているかわかりません。タネをまいてみたら、どこで花開くかわからない。そう、「タネをまいたもの勝ち」なんです。これは確率論です。

 

どこに才能があるかは、色々やらせてみないとわかりません。よく「子供がやりたいと言ってきたら」とおっしゃる方も多いのですが、子供の才能や興味を引き出すことができているご家庭に多いなと感じるのは、親御さんがお子様にさせているチャレンジ数が多いということです。

 

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とにかく、やってみたもの勝ちなんです。子供が自分から「プログラミングがやりたい」なんてまず言ってきません。子供が「やりたい」と言い出すのは、ほとんどの場合、テレビでおもしろそうなことをやっていたか、友達がやっていて楽しそうだから、のどちらかだけです。

 

親が子供をスタートラインに立たせてあげなくてはいけません。やってみてダメだったら別のことをやらせればいいんです。ハマらなかったとしたら、「時期がズレただけ」かもしれません。小1でそろばんにハマらなくても、小5になって別のそろばん塾に行かせたらハマるかもしれないんです。

 

ただ、親は子に期待してはダメです。ダメでもともとです。やり始めた習い事が続かなくても全く問題ありません。次の習い事をすればいいんです。

 

2018年の今、日本は変化のど真ん中にいます。しかし、それに気づいていない人が多いように感じます。AIやロボットが単純作業の仕事を奪います。それどころか一般的なサラリーマンや OLの方が従事している仕事までどんどん奪って行きます。そんな時代に生き残る仕事は、「複雑な仕事」か「創造的な仕事」のどちらかだけです。

 

プログラミングと英語と会計ができるような人だったり、心理学と経済学を専門とする作家だったり。多種多様な専門性を掛け合わせられるような人でなくてはこれからのAI時代に生き残れません。

 

いやいや勉強させられて、適当な大学に行く。しかし、自分の強みもなく、就職ができない。うまく就職できても、これからはあらゆる企業で合併と倒産が相次いでおこるようになります。しかしスキルがなければ、転職や起業もままなりません。

 

得意も好きもなく、今までの時代のレールにのっているだけでは自分の望む人生を送ることはできません。大げさですが、そんな自分の望む人生を見つけていけるのは、早いうちに数多くの習い事に挑戦してきた人です。

 

習い事ではなくてもいいんです。読書でもスポーツでも、ゲームでも、旅行でも、とにかく自分の視野を広げ、自分の好きと得意を理解し(肌で感じ)、没頭できる何かに出会うこと、です。