誰もがブロガーになるべき理由
誰もが英会話を習ったほうがいいとは思いません。
誰もが簿記、会計を習ったほうがいいとは思いません。
誰もが経済を勉強したほうがいいとは思いません。
でも、誰もがブロガーになるべきです。
現在のブロガーの人口は多くありません。その中でブログで収入を得ている人はさらに少ない。圧倒的少数派です。
ですが、ブログには多くのメリットがあります。その一つが「経験、意見の発信」です。ブロガーというと、ニュースのライターのように内容のある文章を説得力をもって長い文章であらわすイメージがありますが、そんなことはありません。
主婦の方が趣味の料理の写真と、作り方、感想などを可愛らしくネットにアップしたり、高校生が放課後にやっているダンスの動画をアップして、ダンス仲間を募る募集をかけたり、サラリーマンの方が通勤電車で読んだ本の書評を書いたり。
これらはすべてブログであり、全てに価値のある経験や意見、感想です。難しいことは何もありません。アメブロやはてなブログなどの無料で使えるブログサイトを使って、好きな時間に好きなことを書くだけです。
ブログで書いた記事をストックしていけば、自分だけのライブラリーができあがっていきます。テーマは絞るのか、たくさんのジャンルについて書くのかは人それぞれですが、ブログによってその人の個性があらわれます。
基本的にネットを使う人は大きく分けると、「何かを楽しみたい人」か「何か困ったことがある」のどちらかに分かれます。暇をつぶしたい人はユーチューブで無料動画を見ますし、困ったことがあれば、Yahoo知恵袋で調べたりします。
ネットで買い物をする人も増えてきました。アマゾンや楽天で頼めば宅配で自動的に家に商品が届きます。そんなふうに人はインターネットを便利なツールとして使っているわけです。
ところが、ユーチューブだったらどんな動画があるのか、なんて検索すればいいのか、わからない。ネットで買い物をするにしても、どの商品が良いのかわからない。
そんな時に活躍するのが、自身の経験や意見、感想をブログで書いているブロガーなんです。どんな商品が優れているのか、テレビやネットに出ているニュースに対して、みんなどんな意見を持っているのか、旅行に行く時に場所によってはどんなことに注意しなくてはいけないのか、進学の際どこの学校の評判がいいのか、そんな情報を知るには、ブロガー個人の経験、意見が最も参考になります。
もちろん国や地方、企業、組織からの情報も役に立つわけですが、どうしても万人に向けたものになりがちです。それでは個人最適化になりません。
ブログを読んでいると、「あ、この人のブログは自分と波長が同じだな」と思ったり、「この人は自分の生き方の目標になるな」と思えたりすることがあります。それは自分とタイプが同じか、すごく近いんですね。だから共感したり、参考にしたり、応援したくなる。
ブログといっても、結局はインターネットであり、ウェブサイトです。文字を書くだけでなく、写真を素敵に加工して貼り付けたり、動画を作ってアップしたり、とやり方はいろいろです。たくさん作っていき量がたまってくれば、それはある意味で自分で作る雑誌や本と変わりません。
実際、良質なストックが大量にある人の中には、それを電子書籍にしたり、本にして販売している人もいます。そこまでしなくても、ブログ記事に広告を貼り付けて、アフィリエイトで稼いでいる人もいます。
クオリティが高い記事であれば、記事単位に価格をつけて販売できるサイトもあります。ブログをお金に換える方法はたくさんあるのです。
ただ、ブログをお金に換えるのは二の次、三の次です。とにかく自分の好きなこと、成功したこと、失敗したこと、考えたことをブログにして、世の中の多くの人にとって、興味を持ってもらう。
それは自分を社会に売ることができるということです。AI、インターネット、シェアエコノミーの時代に入った今、個人が自分を上手に社会に売って行くこと
は必須のスキルです。
もちろんお金に変えられるとはかぎりません。でも、それは小学校で読み書きを習うからといって、必ずしも将来の仕事が記者になるわけではないのと同じです。
読み書きは生きていく上で必要ですし、当然あらゆる仕事で使います。ブログも同じです。自分のことを世の中に主張する必要がある時代に入っているんです。
SNSも同じです。フェイスブック、ツイッター、インスタなどはある意味でブログのようなものです。これらを使うことでも、ブログをやっているのと似た影響を世の中に与えることができます。ツイッターなどは最大で140文字ですから。色々な意味でお手頃です。
では!