ドイツ旅行記:ジャーマンレイルパス、外貨両替〜編
→楽天カードはここで使いました。(フランクフルト第一ターミナル)
ジャーマンレイルパス
ドイツ旅行の事前の準備で今回初めて使ったのが、ジャーマンレイルパスです。
航空券とチケットを取れば、残るはドイツでの移動となります。ドイツではICE(高速)、RE(普通)、Sバーン(鈍行)、Uバーン(地下鉄)などがくまなくドイツ中を走っているので、電車が便利です。シュトラーセンバーンという路面電車も町中をよく走っています。
鉄道のチケットを手に入れる方法は大きく分けて3つです。①事前に予約する②その都度、駅で買う③乗り放題チケットを買っておく。
一番安く済むのは、①の事前に予約して買っておくことです。ドレスデンからミュンヘンまで19ユーロなど、格安のチケットが取れます。
ただ、予定変更はできません。②はある意味上級者向けというか、もう現地に住んでいる人の買い方です。あまりドイツ旅行に慣れない場合は、事前にネットでチケットを購入しておく方が良いでしょう。
私が今回選んだのは、③の乗り放題チケット、ジャーマンレイルパスです。ネットで事前購入し、3日後くらいには自宅に届きました。
先ほどの鉄道にはほぼ乗り放題です。(Uバーンだけはダメらしい)ドイツ旅行をしていると、どこかの都市が気に入って思ったより長く滞在したい!と思うことがあります。そんな時に、ジャーマンレイルパスなら、自由な時間に変更が可能です。
急なトラブルにも対応できます。私たち夫婦が、ニュルンベルクからイエナに移動する時、予定ではライプツィヒ経由だったのですが、電車が途中で止まってしまうトラブルがあり、予定にない乗り換えをしなくてはなりませんでした。
その時に、「予定にない列車に乗るのだから、普通、余分に電車賃がかかってしまうのでは?」と思いました。
鉄道側の都合で電車が止まってしまったのですから、普通に考えれば、余分に電車賃が必要な場合でも、余分な支払いはせず、元のチケットだけでも済むはずです。
しかし、慣れないドイツでそんなことがあっても、ドイツ語での会話は難しいですし、海外事情はよくわかりません。
そんな時に、乗り放題のチケットがあれば、関係ありません。安心して、鉄道の旅を楽しむことができます。
ただ、これはドイツ旅3回の私の経験と感想です。もっと経験のある方からすれば、値段が安い、時間固定のチケットを断然勧めるかもしれません。
私が妻とツインで買ったチケットは秋割で、43400円でした。1人22000円で、高速から鈍行まで乗り放題です。
外貨両替
これは前日に気づきました。今まで、当たり前のように空港でドルやユーロに両替していたのですが、これはかなりの損だということをネットの情報で知ったのです。
ネット時代に今更ですが、観光ガイドブックに載っている情報は足りません!というか、種類が違う!
ガイドブックに載っているのは、ドイツのクリスマスマーケットがいかにキラキラしていて、楽しそうか、ということばかりです。
でも、実際にドイツに行くことを考える人が思うのは、ただ一つ!いかに不安なく、安く、かつ快適に過ごすか!です。
空港での外貨両替に手数料がかかるということが、大きく書かれているガイドブックなんて見たことがありません!
例えば、10万円をユーロに両替すると、もらえるのは700ユーロで、約9万円になってしまいます。約1万の手数料が取られるんです。アホらしい!
そんなことガイドブックに書いてない…
ネットで前日に気持ち悪くなるくらい調べたのですが、一番楽で得する方法だと感じたのは、楽天カードを使うことです。
海外キャッシングをすれば、窓口で両替をしなくても、海外に行ってから、例えば、エポスカードなどのクレジットカードでお金がおろせるそうなのですが、それでも、数百円の手数料がかかり、日本に帰国後、キャッシングを返済するという手間がかかります。それでも普通に両替するよりはるかに得ですが。
しかし、楽天カードに事前にお金を入れておき、海外に行ってから、外貨を下ろせば、手数料は0です。
実際、ドイツに行ってからATMで楽天カードを使って300ユーロをおろしたのですが、日本円にして、40000円。1ユーロが133円だったので、手数料が全くなく、外貨に両替できました。
ただ、今回海外でのキャッシングが初めてだったので、念のため、成田空港で1万円をユーロに両替しておいたので、約1000円ほどの手数料がかかりました。
結果としては、ドイツに行ってから問題なく手数料なしで外貨に換えられたので、日本での両替は損になったわけですが…。
海外旅行はとにかくお金がかかります。だからこそ、事前に調べ、賢い方法を学んでから旅行に行くべきだと思います。
長くなってしまったので、続きはまた次回に…では!