iPhone X(テン)登場! ~13万をどう見るか〜
ついに出ました!まさかの…といえば
まさかの「X(テン)」です。
iPhone8,8Plusも出ましたが、注目
されるのはXでしょう。
今回のiPhoneの印象は「完成系」を
作ったという感じです。ざっくりだと
ワイヤレス充電
顔認証、指紋認証
画面の向上
ホームボタンが消え、オールディスプレイ
ですね。真新しさというよりも、
今までの機能をレベルアップ
させた印象です。
使い始めてから機能の向上に気づくのでは
ないでしょうか。ただ、一番物議をかもす
のは、値段です。
256GBとはいえ、Xの値段は13万です。
アップルでいえばMacbookが買えてしまう
値段です。スマホ需要がピークを迎えて
いる今だからこそ、スマホとしては
最後の勝負に出ましたね。
やはり完成形であって、それなりの
クオリティを備えている様子です。
私の感想としては、13万は高くないです。
イメージとしてはスタバのコーヒー
でしょうか。他店に比べると値段だけ
見て高いですが、クオリティを考えれば
実はスタバのコスパは良いんです。
今回のXも同じです。高くはありません。
コスパは悪くない。これだけの機能を備えた
片手に収まるスマホです。それだけの
値段はします。
大切なのはこれからです。10年を節目に
完成形を出したiPhoneが、これから
どこに向かうのか。
スマートグラスや自動運転など幾つか
の噂はありますが、てっぺんまで登り
つめたiPhoneに求められることは
あくまでイノベーションです。
悲観的な見方をしますが、今回のiPhone X
を故スティーブ・ジョブズが見たら、
「出来のいい優等生。成績はオール5だ。
でも、面白くはないね」
と言いそうな気がします。私の勝手な
妄想と偏見ですが。ジョブズな亡くなった
後のアップルがやってきた仕事は、刀鍛冶が
刀を研いできた印象なんです。
坂本龍馬は実は銃に目をつけていました。
日本を強くするため、求められていたのは
銃でした。銃は日本に革命をもたらした
のです。
これからの銃を作るのは、本当にアップルか。
AI,Iot時代の今、ネットはスマホではなく、
住宅や車を始め、いろいろなところに
潜り混んでいます。
手の中に収まる革命では物足りないかも
しれません。そこで勢力を増すのは、
フェイスブックやテスラの方かもしれません。
私はスマートグラスに進化を期待したいです。
自動運転にも期待していますが、いかせん
インフラの整備を含め、もう少し時間がかかる
のではないでしょうか。スマートグラスならこれから
5年も経たないうちに消費者の手に届くような
ものが出てくる印象です。
IT戦国時代にトップに君臨するアップルが
打ち出したスマホ完成形のXは、
新時代の幕開けの合図に過ぎないのかも
しれません。