テレビって必要?
はい、「〜って必要?」シリーズ第4弾。次はテレビです。
テレビって必要?う~ん。そうですね。
前回のスマホの記事でも書きましたが、やはり目的があり、絞った見方をしているかどうか、だと思います。
心から面白い!と思うなら、たくさん見てもいいと思います。さんま御殿スペシャルを2時間見て、家族みんなで爆笑しているなら、価値がある。
ですが、日常でなんとなくテレビをつけている人はもったいない。すごくもったいない。やることがないから、テレビをつける?もったいない!モッタイナイ!!
世の中には、自分がダラダラテレビを見ている間に、世界を旅している人がいるんです。生でいろんな人と会い、いろんな国の文化を肌で感じているんです。
たとえ一人でも、仕事に没頭し、研究を続けている人もいる。
ひたすら漫画を描き、自分の想像する世界を形にしている人がいる。
ジムに行って、汗をかいている人もいる。
朝早起きして、カフェに行って、タブレットでネットフリックスのドラマシリーズを見て、英語の勉強をしている人もいる。
自分の好きなことに没頭した人は、きっと死ぬときに後悔しません。なんとなくスマホばかりいじり、なんとなくテレビを見ていた人はきっと後悔する。「もっと冒険しておけばよかった」と。
特にテレビは受け身になりがちです。そして、私たちから貴重な時間を奪います。これからは100年人生?まだまだ時間はあるのだから、いっぱいテレビを見ても、スマホでゲームしててもいいでしょ?
いいですよ。それが人生の優先順位で、心から夢中になれる没頭事項ならいいんです。ですが、そうでもないのに、他にやることがないからテレビをつけてしまう。スマホをいじってしまう。
確かにこれからは100年ライフの時代です。今の子供たちはもっと長く生きる可能性がある。ですが、もし自分が今30歳だとして、30代は10年しかありません。
30歳は1年しかありません。30歳の春、夏、秋、冬はそれぞれ3か月だけです。自分の休日は一年間で何日でしょうか?
睡眠時間を省いて、家族サービスをして、30歳の自分が、自分に残された自分の好きなことに使える時間は何時間でしょうか?
人生において、本当に大切なのは、お金ではなく、時間です。自分が大好きなことに没頭できる時間です。お金は増やせますが、時間は増やせません。増やせるとしたら、残された時間の中で、密度濃く、楽しく過ごす時間です。
スマホで撮った花火の写真を後で見ることではなく、高校生の時に花火大会に行き、生で見た花火と、隣にいる好きな男の子の横顔が一生に残る思い出です。
テレビで、芸能人がハワイの観光ガイドをしている特集番組を見るのではなく、一生懸命仕事をして、旅行費用を貯め、大好きなパートナーとハワイで結婚式を挙げ、お父さん、お母さんに感謝の手紙を読んでいる時に、涙が止まらなくなるんです。
世の中がデジタルになり、便利になる中で、自分だけのアナログな人生を歩むことが、楽しくて、笑いと感動のある人生ではないでしょうか。