生活水準を上げない生き方
「上げるのはカンタン、下げるのは難しい」
これなんだ?
答えは、生活水準。え?逆ですか?
生活水準は収入にある程度、比例される。だから、下げるよりも上げる方が難しいでしょうか?
それは、収入の話です。確かに収入を上げるのは大変なので、下げるよりも、上げる方が難しいかもしれません。
しかし、収入が増えた後はどうでしょうか?たいてい、収入に応じて、生活水準を上げる場合が多いのではないでしょうか?
自分へのプレゼントとして、高い時計を買ったり、贅沢な外食が増えたり。
しかし、その後、生活水準を下げるのは大変です。一度、慣れた贅沢から、人はなかなか離れられないからです。
つまり、収入は下げるより上げるほうが大変ですが、収入が一定、もしくは上がった後は、生活水準を上げるよりも、下げるほうが大変なんです。
AI時代の今、いつ会社が合併、倒産するかわかりません。生活水準を上げ続けた後に、急に仕事がなくなることのリスクは計り知れません。
世の中には、貯金ばかりしないで、お金を使うべきという考え方もあります。しかし、それが贅沢の消費であるならば、賛成できません。
仕事の生産性を上げるグッズや、勉強のための投資なら良いですが、そうでないならば、生活水準を上げることをせず、一定額までは貯金をしておくのが良いと思います。
貯金があれば、会社が潰れても当面はなんとかなりますし、自分から積極的に転職や起業をする時にも、大きなバネになります。
ところで、先日、AEON MALLのフードコートで、「いきなりステーキ」を食べている中学生2人組がいました。
そんな年齢で、いきなりステーキ。いきなり…
仕事で疲れて帰ってきた時に、炊きたてご飯で、たまごかけご飯も美味しいよ。(いきなりステーキをいきなり食べている中学生に少し嫉妬)
幸せは必ずしも、贅沢に比例しません。生活水準を上げるのではなく、幸せ水準を上げるほうが人生には大切なのではないでしょうか。