AI時代の個人旅行の捉え方〜旅はツアーではなく、トラベル〜
旅はツアーではなく、トラベル(トラブル)
外国人が日本に来るだけでなく、これから外国に行く日本人もどんどん増えていきます。
Line、DMM、メルカリなども旅行業界への参入を進めていますし、サービスが向上し、価格もお手ごろになってくれば旅行をしたいと考える人は増えるはずです。
これからは旅の捉え方を考え直す必要があると思います。繰り返しになりますが、その一つは誰かに決められたツアーを選ぶのではなく、自由とリスクのある個人旅行を選ぶということです。
自由とリスクがあるから、旅は楽しくなります。自分だけのオリジナルなものとなる。現地の人と交流し、かけがえのない思い出ができればなおさら、です。
もちろんリスクもトラブルも不安もあるんです。どんなに個人旅行に慣れたツワモノでも、リスクをゼロにすることはできません。
しかし、トラベルにはトラブルがつきものです。しかし、だからこそ強く思い出に残る。行ってよかったと、心から思える。
そして、それをしっかりと人に伝えようという意識を持つことで、人と思い出や感情をシェアすることができる。他の人はどんな旅をしているんだろう?ブログを見てみよう…とも思う。
それはすでにお伝えした通り、ビジネスともなりうる趣味になるんです。
AI時代となり、単純労働も、ホワイトワーカーレベル(会社員)の仕事でさえもなくなるとされる中、一部の起業家の意見に「遊びを仕事にする」という言葉がよく聞かれます。
実際、自分の好きな歌やダンスをユーチューブに投稿したり、得意分野、専門分野をブログや書籍にして販売したりと、自分の色、専門を人に伝え、収入を得ている人たちは増えています。
そんな中、旅行は、遊びを仕事にするという意味ではピッタリのジャンルです。なぜなら、不安、リスク、トラブルがあり、いかにオリジナルであるかが試され、かつコストがかかる趣味だからです。
それがイノベーション企業によって、形が変わろうとしています。
これから来るだろうビジネスはプログラミングと観光だと書きましたが、AI(プログラミング)とイノベーションによって観光、旅行の形が変わり、人が創造性を発揮したオリジナルのプランでしのぎを削るコミュニティが出来上がれば、国も、個人も今までよりも、より良くなる。楽しくなる。
旅はそんな力を秘めていると思います。
さあ、旅をしよう。