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教育・習い事・就職・転職・起業・旅行、などをテーマに仕事を趣味にする方法を考え、実践し、公開していきます。

インバウンドで大切なのは英語よりも集客力

 

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外国人の方の訪日数は右肩あがりで、東京に行くと外国人の方の多さに驚きます。観光地付近のホテルや旅館、飲食店などはこの外国人の方たちのインバウンドにいかに対応できるかが生き残る鍵です。

 

国としてもグローバル化に対応するため英語教育に力を入れ、小学生から英語を学ぶことを義務付けるようになりました。ただ、英語を学ぶことがも大切ですが、それよりもやるべきことはあると思いますし、必要な能力は他にあるのではないでしょうか。

 

英語ができるに越したことはありませんが、それよりも優先順位が高いのは集客力です。英語力をつけるのに3000時間を費やすよりも、集客のために外国人の方が訪れたいと感じるようなホームページ、ウェブページ作成に500時間をかけるほうが効果的です。

 

実際にコミュニケーションを取る時には、簡単な挨拶や自己紹介、自分の店や商品、サービス、地域について少し英語で話す程度でもOKです。それなら学生時代の英語学習の財産にあとプラス500時間程度の勉強を上乗せすれば、話すことに慣れてきます。

 

外国人の方たちは英語を流暢に話せる日本人を求めていません。旅館に泊まったときに、お風呂でお互い全裸になって、日本語で堂々と「どこの国の方?」と話しかけてきてくれるおじいさん、おばあさんを求めているんです。外国語が通じなくても、お風呂に出た後に牛乳瓶を勧めて、一緒に一気飲みした瞬間、外国人の方にとって最高の思い出ができます。

 

浴衣を着て、一緒に夏祭りに行き、屋台でおいしいお菓子や食べ物を教えてくれる日本人と友達になりたいんです。

 

オタクの格好をした若い男の子と秋葉原に行き、一緒にアイドルやメイドカフェの女の子の写真を撮ったり、一緒にプラモを作ったり、好きなアニメキャラについて語り合いたいんです。(これは多少、流暢な英語力があるといいかもしれません)

 

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しかし、実際には条件が合った上で外国人と日本人が出会えるアプリも、観光地に行った時に外国人の方が日本人と触れ合いながら、文化を体験できるようなプログラムはまだまだ薄いです。

 

そういった企画を立て、実行に移し、先程述べたようなウェブページなどを作って広告、宣伝をした上で、つたない英語でも笑顔と浴衣で外国人の方をもてなせるような接客ができる人は非常に少ないです。

 

逆にそういう営業ができる、言い換えると集客力のある人は、仕事に困ることがないと言えます。

 

集客力をつけるには

 

集客力をつけるためには、自分がなにが得意なのかを知ることです。集客力といっても求められる能力は多岐に及びます。外国人の方が喜んでくれるようなイベントの企画を立案できる能力、ウェブやSNSなどを巧みに使って、世界に向けた広告(ウェブページなど)をつくれる能力、お客さんと直接コミュニケーションを取り、商品やサービスを提供できる能力など、必要な能力は変わってきます。

 

全ての能力に長けている人は希少価値の高い存在になれることは間違いありませんが、どれか一つだけでも人よりも秀でた能力があれば、どこの企業でも引っ張りだこですし、起業をしたり、複数の職場や仕事をかけもちできるようになったりと活躍の場は広がります。

 

基本的には自分がどこの分野であれば夢中になって仕事ができるのかを知ることが先決です。仕事が好きであったり、得意になれれば、能力も飛躍的にアップしていきます。

 

自分が子供の時に、人に言われずしてやっていたことを思い出すのがいいでしょう。子供の頃、学級員やまとめ役になって、運動会や文化祭のイベントを企画して取りまとめるようなことが好きだったなら、企画向きです。

 

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黙々と勉強や読書をしていたり、ゲームやパソコンが好きだったなら、ウェブやアプリ制作が向いているかもしれません。人をまとめるわけではなくとも、とにかく人懐っこくて、人と話すことが好きな人は、接客が向いているかもしれません。

 

子供の頃からの好きと得意を武器に、仕事選びができれば、仕事にやりがいを持てるはずです。

 

好きであれば英語の勉強も良いですが、自分の好きなことをよく考えて、能力開発をしていくことが、今のインバウンドが増えるグローバル化に対応する一番の方法ではないでしょうか♪

参考書籍

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