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教育・習い事・就職・転職・起業・旅行、などをテーマに仕事を趣味にする方法を考え、実践し、公開していきます。

「『99%の人が知らない』 人生を思い通りに動かす大富豪の教え」を読んで

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読書をする時は、ビジネス書や自己啓発などが多く、小説はあまり読みません。「夢をかなえるゾウ」(飛鳥新社)を読んだ時は、こんな小説があるのか!と感動したものです。しかも、面白くて、笑えてしまい、ビジネス思考が学べる良作でした。

 

最近は、そういった本に出会っていませんでしたが、「『99%の人が知らない』 人生を思い通りに動かす大富豪の教え」(サンライズパブリッシング)は、「夢をかなえる」を思い出させてくれるような、ビジネス思考を学ぶことのできる本でした。

 

「夢をかなえるゾウ」では、教訓を諭してくれるのが、ガネーシャというゾウの姿をした神様で、その性格がユーモアで、つい笑ってしまうシーンが多い。それに対して、こちらの著書では、非常にスマートな男性が人生のヒントを与えてくれる存在で、みなが憧れるような男性像となっています。ガネーシャとは大違いですね。

 

だからこそ、男性の読者は憧れを抱き、女性の読者は魅力を感じるのではないでしょうか。その本の中には、「100冊の本を読む」という課題があり、主人公の橘は仕事の合間を縫いながらも、この課題に取り組んでいきます。

 

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仕事をしながら、本を100冊読む…。思った以上に大変です。仕事をするだけで疲れてしまうので、それ以外の時間は、ゆっくりテレビを見たり、飲みに行ったり、気分転換をしたいところ。本を読むことも気分転換になるかもしれませんが、とはいえ活字を読み続けるため、それはそれで大変なことです。

 

もし読者が学生ならば、多くの時間があるはずなので、これはチャンス!とばかりに本をたくさん読んでおくべきでしょう。学校の勉強をするよりも、たくさんの本を読むことの方が大切だと思います。

 

成功者には、成功するための方程式があります。多くの本は、世の中の人がそれぞれ自分の成功の方程式を見つける指南役をしてくれるんです。

 

同年代の友達と群れてばかりの人で、成功できる人はあまりいません。世代の違う人、価値観の違う人、国籍の違う人、異性、そして本。そういったところから多くの視野を得ることができるかどうかが、成功の鍵となります。

 

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社会人になると確かに忙しい。家に帰って、ビールを飲みながらテレビが見たくなる。でも、毎日同じパターンの繰り返しでは、現状を変えることはできません。本を読む時間の確保は大変かもしれませんが、工夫と考え方次第です。

 

通勤の電車内でもいいでしょうし、本を持ち歩くのが大変なら、キンドルタブレットでも本は読めます。休みの日にまとめて読むこともできます。

 

電子書籍が普及し、紙の本は減っていると言われていますが、電子書籍が普及してきたことで、むしろ活字を読む機会は増えていると感じます。

 

本を読んでも、行動をしなければ人は変わりません。しかし、本を読むことすらしなければ、視野を広げることすらできないのです。

 

さあ、本を読もう♪