「夢をかなえるゾウ」を再読してみた
「夢をかなえるゾウ」を再読してみた
名作は時間が経っても名作です。今回はそんな名作の一つ、夢をかなえるゾウを再読してみたのですが、やはり名言が多かったのでもう一度見ていきたいと思います。そもそもどんなストーリーか覚えていますでしょうか?あるいは読まれたことがない方もいるかもしれませんよね。
主人公は現状を変えたいと思いながらも、行動できずにいるどこにでもいる男性サラリーマン。そんな彼の元にガネーシャというゾウの神様が降りてきて、成功するための様々なアドバイスをしてくれます。そんなアドバイスの一つがこれです。
「人が欲しがっているものを先取りする」
ビジネスで成功する人は、人が欲しているものを察して、商品やサービスにするのが上手です。消費者は自分が何を欲しているのかわかっていないものなので、生産者側がいち早く気づきことで大きなビジネスチャンスに恵まれます。
ある意味、恋愛と同じです。恋人を作ったり、結婚したりするには相手が欲しているものを与えてあげればいいんです。もし相手が女性だったら、それは優しさや気遣いかもしれません。素敵なデートプランをコーディネートするセンスや努力かもしれません。こちらに安定した収入があることかもしれません。
それがサービスということです。サービス精神はビジネスでも恋愛でも同じです。そんなサービスの基本を思い出させてくれた名言でした。
「会った人を笑わせる」
あー、これはむずいw 私は別にお笑い芸人というわけではないですし。でも、意識しなければ何も変わらないことも事実。外国の人のほうがユーモアがあったり、人を笑わせることが習慣化していたりしますよね。
単純に日々の生活の中で少しでも面白いことがあったら、それを人に話せばいいわけです。人に話すようになると、今度は日々の何気ない生活の中で、何か面白いことはないか。人に話すネタはないか探すようになります。それこそがサービス精神!
本書の中でも、ガネーシャは面白い存在で、読んでいると思わずクスッとしてしまうシーンが多い。やっぱり読んでいて笑える要素があるといいですよね。
「決めたことを続けるための環境を作る」
ガネーシャは環境を作る例えで、テレビを捨てることも行動の一つだと言います。意識は変わらない。環境を変えるのだと。まさにその通り!私もそうです。意識が弱い。毎日英語の勉強を3時間やる!と決めて、次の日には挫折しました。でも、とりあえず朝起きたらカフェに行くというのを習慣にして、勉強環境を作ったら、毎日3時間の勉強をするようになりました。
勉強といっても、文法を1時間、英語のニュース記事のリーディング(&知らない単語の意味チェック)を1時間、英語字幕で映画を見るのに1時間程度ですが。
ニュースはスポーツやエンタ系もあって楽しめますし、映画は普通に面白い。カフェという勉強環境を作った上に、勉強そのものを楽しめる要素を入れたことで、自然と続くようになりました。
やはり名作は読み返しても名作です。他にも実践すべき名言がたくさんあります。この本で一番大切なことは、それをすぐに実践することです。最近では巻末などに行動のチェックボックスがあり、実践できたらチェックを入れていく自己啓発本、ビジネス本も増えてきました。夢をかなえるゾウはその先駆け的な存在です。
すぐにやる。それが一番大切♪