英語の勉強をする理由・しない理由
英語はマラソンと同じです。
勉強すればするほど、自由に話せるようになります。マラソンも、日頃から走るようにすれば、長い距離を走れるようになります。
ただ、英語は翻訳技術が向上しているので、たとえばインターネット上の外国語サイトは、今やほぼ瞬時に日本語に直してもらえます。
また、以前ブログで紹介したイリーや、ポケトークなどポータブルで持ち運べる翻訳機も増えてきました。
いわば、自転車やバイク、車が発達した数十年前と同じです。もちろん歩いても、走ってもいいのですが、今や誰もが車を持っている時代です。
外国語に関しても、自分で勉強する労力を惜しまなくても、AI時代の今、英語を学習する理由はない、と思われる方も多くなってきています。
それも一理ありだと思います。
ただ、車が発達した今でも、マラソンをする人は絶滅していません。むしろ、東京マラソンの申し込み者は年々増えています。
なぜ、走るのでしょうか。人それぞれ理由が違うでしょう。ですが、まず一つに、「走ること自体が楽しい」と感じているのではないでしょうか。
あんなに苦しいのに。脇腹が痛いのをおさえてまでなぜ走るのか。マラソンが嫌いな人からすれば、「頭がおかしい」と思うでしょう。
でも、楽しんでいるんです。自分で走り、風を感じ、音楽を聴き、体を動かし、汗をかき、シャワーを浴びて、すっきりする。
英語も同じです。単語を学び、本を読み、ビデオを見る。ツイッターやメールなどで自分で英文を書き、外国人のパートナーと実際に会話をして楽しむ。
特に、東京や京都などを中心に、日本に来てくれる外国人の方々は増えているので、英語でコミュニケーションをとる機会は増えています。
英語を学習する理由も、しない理由もたくさんあります。その中で、自分は英語を学習するのかどうか。英語をやらずに他のことをするのか。
自分次第です。
ただ、英語をやらないと決めたとしても、アルファベットが読めなければ、生活に支障が出ます。自分の名前をアルファベットでかけなければ、いろんな場面で困ります。
中には、夫が急に海外勤務になって、一緒に外国に住むようになることもあるかもしれません。
小学校で最低限、国語や算数を習うように、英語も中学卒業レベル程度まではやっておくのがいいでしょう。
では。