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教育・習い事・就職・転職・起業・旅行、などをテーマに仕事を趣味にする方法を考え、実践し、公開していきます。

生産性を高めるには:自分の活動パターンを知ること

 

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早起きと夜更かし

 

子供の頃はあまり意識しませんが、大人になると早起きをすることを心がけるようになる人が多くなります。よく朝活というテーマで話されることではありますが、朝早く起きた方が気力が充実しているので頭も体もよく動くとか、満員電車も避けられるとか、様々なメリットが挙げられています。

 

これは一理ありますし、早起きの人に成功者が多いのも事実ですが、大切なことは自分が朝派なのかどうかを知ることです。よく朝4時半に起きている成功者のストーリーを聞いて、自分も頑張ろう!と意気込むも、1日も達成できず撃沈…はよくあります。

 

4時半起きは少し極端な気もしますが、要は早起きが自分に合っていないわけです。朝、早起きをするために夜も早く寝ようとしてもなかなか寝ることができず、逆にストレスになる可能性もあるわけです。

 

ある程度、試しに挑戦してみるのは良いですが、合わないなら無理な習慣を無理やり自分に押し付ける必要はありません。自分には夜更かし派が合っているかもしれないのです。

 

夜になると眠くなってしまなら寝てしまえば良いですが、夜になって頭が冴えるなら、夜に生産的なことをしてもいいでしょう。勉強でも仕事でも遊びでもいいです。自分が夜更かしをして充実するのであれば、それが自分に合っているということです。早起きだから生産的とは限りません。自分に合った生活リズムを知ることが何よりも生産的な活動の仕方です。

 

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睡眠時間

 

睡眠時間も朝派、夜派と同じく、ショートスリーパーロングスリーパーに分かれます。毎日5時間寝ればOKな人もいれば、8時間寝ないと調子が出ない人もいます。私は8時間寝ないと調子が悪いということにここ1~2年くらいで気づき、毎日ほぼ8時間寝ています。一方で、友人の一人は仕事がある時でも5時間前後くらいのことが普通らしいのです。

 

これもやはり個人差ということでしょう。どちらが正解ということはなく、自分に合った時間を見つけていけばいいのです。8時間寝ないと調子が悪い、でもそれだと睡眠に時間が取られて勿体無い!と考えるならば、残された16時間をうまく使う方法を考えた方がいい。

 

とはいえ睡眠は健康に直結する要素です。体に負担をかけているのに無理に5時間睡眠にしていたら、健康を損なってしまう可能性もあります。まずは体を大切にし、残った時間をどうやりくりすれば幸せで生産的な毎日を過ごせるのか。考えるべきはそこなのです。

 

総労働時間を減らす

 

ちきりんさんの著書「自分の時間を取り戻そう」では生産性を高めるには総労働時間を減らすこと、とあります。時間が足りないからといって労働時間を増やすことをしている限り生産性は上がりません。

 

~時までしか仕事ができない、と分かっていればどうすれば限られた時間で仕事が終わるかを脳がフル稼動で考えてくれます。そうすれば時間短縮や効率化の良いアイデアが生まれたり、工夫をしたりします。

 

でも、時間を延ばせばいい、残業をすればいいと思っていたら仕事の時間が増えるだけで生産性は増えていません。大切なことは安易に頑張るのではなく、必死に頑張らずとも生産性を高められる工夫をすることです。

 

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仮定寿命を減らす

 

終わりを決める考え方はトータルの人生でも言えます。人は勝手に自分の寿命を決めています。平均寿命から判断して、自分もだいたい80歳前後くらいまで生きる、と勝手に仮定しているのです。

 

この仮定や決めつけが自分の人生のあり方、時間を大切にする見方を鈍らせてしまいます。80歳まで生きると思っているから、60歳までは仕事に人生を捧げ、残りを優雅に過ごすと考えてしまう。

 

本当にやりたいことを我慢して、後回しにします。しかし、実際は60歳で死ぬ可能性もあるのです。死なずとも、ベットや車椅子なしでは生活できない体になっていたりするかもしれないのです。それなのに寿命を仮定してしまうので、やりたいことをすぐにやる、という発想を持たず、工夫もしなくなります。

 

極端な話、自分の寿命があと1年になったら、ほとんどの人はおそらくすぐに仕事を辞めます。もう死ぬので必死です。ある程度、会社に迷惑をかけてでも、すぐに辞めるべく行動します。それはなぜか。仕事よりもはるかに大切なことがあるからです。家族や友人と過ごす時間、一人でやりたかったこと、まずはそれが最優先事項となります。

 

優先事項を認識し、行動的になるのは仮定寿命を短くすることです。自分は60歳で死ぬかもしれない。そうしたら?あと1年かもしれない。そうしたら?必死に考えるはずです。1年で死ぬとしたら?というのは極端ですが、大切な考え方だと思います。自分の人生ですから。自分の人生に嫌いなことをしている時間はないのです。仕事も同じです。

 

自分の貴重な人生の中に残業という時間はありません。大切な自分の時間を生きるんですから!