kazu-tabi

教育・習い事・就職・転職・起業・旅行、などをテーマに仕事を趣味にする方法を考え、実践し、公開していきます。

価値倍率~ラーメン、映画からユーチューブ動画まで

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みなさん、商品倍率という言葉をご存知ですか?知らないですよね?なぜなら私が最近、考えた言葉だからですw

 

前回の記事で六厘舎のラーメンについて触れましたが、ラーメンなので値段でいうと大体1000円前後くらいです。ただ、もし商品の価値によって、自分で値段をつけるとしたら?この商品に自分はいくら払えるか?と考えると、六厘舎のラーメンに対して、私だったら2000円払います。

 

実際のラーメンの値段が1000円だとすると、倍率は2.0倍です。これはかなり商品倍率が高い商品と言えます。倍率が2倍を超える商品なんて滅多にありません。アイスならガリガリくんが1.5倍くらいです。実際は60円くらいですが、100円くらいの価値はある。

 

ポテチのわさビーフも1.5倍くらいです。サイズによりますが、80円で売られているわさビーフを食べた時に、ボリュームと美味しさを考慮すると、120円は出せるな、と思いました。

 

映画にも商品倍率は当てはまるのですが、映画の場合、時間倍率と言えます。時間も価値と言えるので、2時間の映画を見るのに、人は2時間という時間を払います。この前、映画館で見たグレイテスト・ショーマンは、倍率が2倍を超えました。昔見た、アルマゲドンも2倍を超えました。

 

ビジネスを考える上で、これからは商品倍率、時間倍率が高いものを生み出せなくては生き残っていけません。商品に関しては、すでに世の中に溢れています。過剰供給状態ですから、価値はどんどん下がり、値段は安くなっていく一方です。

 

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逆に、価値の変動が大きく、これから大きなビジネスになってくるキーワードは時間倍率です。サービス提供者からすれば、限られた時間で、いかに効率的に価値を生み出すか。人気のユーチューバーは画面に動画を提供することで、一定時間でたくさんの人に同時に価値を提供しているので人気があります。

 

講演会などもface to faceで多くの人に向けてメッセージを伝えられるので、効率がいい。

 

ユーチューバーも、講演会でも、あとは内容と伝え方です。濃い内容となっているのか。面白いのか。笑えるのか。感動できるのか。ものが溢れ、あらゆる値段が(商品倍率が)下がってくる中で、価値が出るのは、そういった、笑いや感動などの感情部分が大きい。

 

子供の頃、友達を笑わせるのが楽しかった人は、ユーチューバーになったり、人前で話す仕事についたりすることで社会に大きい価値を生み出せるかもしれません。人を笑わせるのが好きなのに、会社で人と関わらず事務職をしている場合ではないと思うんです。

 

顔を出してユーチューバーになるのが恥ずかしいなら、動物の覆面をかぶって、動物漫才をしたらウケるかもしれません。トークではなく、歌が得意なら、動物覆面歌手でもいいかもしれません。

 

ゲームが好きでしゃべるのが好きなら、ユーチューブでゲーム実況も仕事にできます。すでにそういう働き方は主流になっています。

 

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ユーチューブで動画配信を始めて人気が出て、100万人が見てくれれば、その価値倍率は途方もなく多いなものとなります。2倍、3倍の話ではありません。

 

仮に動画が苦手でも、小説を書いたり、ブログにしたり、漫画を描いたり、自分のアイデアをアウトプットにする形にするメディアはいくらでもあります。使わない手はありません。

 

学校の勉強が苦手。友達とつるむのが苦手。会社員が苦痛。自分は能力も夢もない。

 

そんなネガティブを言っている場合ではありません。チャンスはいっぱいあるのですから、片っ端から試してみればいいのです。どれから手をつけていいかわからないなら?それなら、好きなことから始めてみましょう。得意なことから始めてみましょう。

 

商品倍率が高いものを生み出すことは狭き門になってきましたが、形ある作品、商品を作るのが好きであるなら、倍率の高いものが作れる可能性は十分あります。得意なことがあるならサービス倍率、時間倍率が高いものを提供できます。社会で活躍できるようになれば自信もつきます。

 

これからはそういった価値倍率が高いものが勝ち残り、生き残り、人気が出てきます。案外、灯台下暗し。自分が提供できる価値は、すぐ近くにあるかもしれませんよ。