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教育・習い事・就職・転職・起業・旅行、などをテーマに仕事を趣味にする方法を考え、実践し、公開していきます。

職業とスキル戦略:「ユーチューバー×受験スキル」得意をビジネスに

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1万人に1人の存在になる

 

書籍、講演会多数、ビジネスや教育のマネジメントをされていて、奈良市立一条高等学校校長の藤原一博さんは、1つの分野で「100人に1人」になり、別の分野で「100人に1人」の存在になることの大切さを説いています。そうすると、100×100で1万人に1人の存在になれる。さらにもう一つの分野で100人に1人の存在になると…

 

原一博さんの話では、1つの分野にまず1万時間を投資する。毎日3時間なら約10年。天才でも凡人でも、これなら実現可能ですね。あとはどの分野に1万時間の投資をするのか、という戦略になってきます。

 

 

ユーチューバーという新ジャンル

 

例えば、ここ数年で話題のユーチューバー。”ヒカキン”や”はじめしゃちょー”など、人気者が登場しており、子供がなりたい職業のベスト1に選ばれました。しかし、このユーチューバーですが、それだけでトップになろうとするとかなりハードルが高い。話やパフォーマンスのレベルが相当高くないと人気ユーチューバーにはとてもなれません。

 

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しかし、そこに何かの専門性を持たせることで、何かと掛け合わせた価値を生み出すこともできます。英語学習者なら知らない人はいないあの「バイリンガール」は得意の英会話を使って、英語学習者の手助けをしています。旅先での動画も多く、ファッション、美容、食からDIYまで幅広いジャンルの内容をユーチューブと英語を使って伝えています。これは「ユーチューブ❌英語」。

 

東大生なら、東大受験のコツを授業にして動画配信ができます。なにも東大だけでなく、国立や有名私立の学生が授業してくれて、しかもそれが動画でタダで観れるなら閲覧者は多いはずです。

「ユーチューブ❌一流大学生の受験テク」

 

ダンスや歌が好きなら、なにもAKBや乃木坂、嵐を目指す必要はありません。仲間を集めて動画撮影をしてもいいし、1人バージョンだってできるでしょう。「ユーチューブ❌ダンス、音楽」

 

専門性という意味では、ミドル世代以上の方のほうがスキルを持っているかもしれません。三味線や琴などの和の音楽や、演劇、手芸、ざっくり言えば、美術や芸術分野は専門性を発揮できるジャンルが多い。「ユーチューブ❌芸術」

 

趣味と思っていなくても、育児や出産、節約術や保険などについて、住宅や車の購入アドバイスなど自分の経験がそのまま人の役にたつことはいくらでもあります。「ユーチューブ❌人生のハウツー(ライフハック)」

 

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ここまで挙げた例の場合、「ユーチューブ❌スキルを教えること」という見方が強いですね。専門内容を教わりたい方は多いので、こういった需要はたくさんあります。あとはどの「スキル」に1万時間を選ぶか、ということ。苦手なことや嫌いなことに1万時間かけることはできません。

 

昔から自分が好きだったこと、得意だったこと、努力せずともできるようになってしまったことの中にヒントがあるはずです。

 

ユーチューブは使い方を覚えるだけなら2時間で終わります。1万時間かけるのは、動画内容です。1本1時間の動画を作るのに事前の準備が2時間かかるとしたら、合わせて3時間です。1万時間かければ3000本以上の動画を作ることができます。

 

やはり人気のある方や、有名な方はとにかく数をしっかりこなしています。欠かさず毎日更新している方はやはり強いです。好きなことだとしても時には体調が優れなかったり、気分が乗らなかったりすることはあります。それでも継続する情熱があるから人気が出て、有名にもなってきます。

 

好きなことを掘り下げ、かけ算で得意なことをビジネス化する戦略を持って、かつ情熱を持って継続していく。

 

考え抜こう♪