AIによって消える仕事?:自動車工場作業員
先日、イギリスでのホンダの自動車工場、生産縮小の記事がありました。自動車も銀行も、リストラや業務縮小の動きが活発化しています。
どこの経営者も、本当は人をどんどん減らしたいんですね。企業運営の上で人件費が一番のネックですから。
しかし、生き残りのためにはやむをえず。ただ、それでも特に一番大きい動きは、直接的なリストラではなく、早期退職と新卒採用縮小ですね。(これからの就職はずっと氷河期かもしれません)
では、そんな中、自動車工場の作業員の仕事はどうでしょうか。今回のイギリスのホンダ工場の縮小のような動きが今後増えてくるのでしょうか。
今まではエンジンなどの製造過程で人の手がかかってきましたが、今後は電気自動車が主流となっていき、エンジンがソフトウェアに変わっていくので、人の手もいらなくなっていくそうです。(参照:絶滅危惧職種図鑑―――君たちはどう働くのか?)
これからは営業職のほうが生き残っていくでしょう。僕も以前、車の営業をしていましたが、顧客としては、人あたりの良い、コミュニケーション能力の高い人から買いたいと考えます。(僕はそんなに得意な仕事ではありませんでした)
自転車くらいまでならともかく、バイクや車を買おうとしたら、アマゾンで配送…というわけにはいかないので、どうしてもディーラーが必要になるからです。
もしくは、デザイン設計など、AIが代替しにくい業務も考えられます。図面はロボットが描いてくれますが、元
のデザイン設計は人間のアイデアです。たとえば「かっこいい」車を設計するには、人間の感性が必要になります。
コミュニケーション能力、デザイン・表現能力を磨くこと。それが、この先、10年、20年のレベルアップ戦略となるのではないでしょうか。
それでも、その先(30〜40年以上先)のことは、誰にもわかりませんが。