AI時代にコミュニケーション能力を上げるには
コミュニケーション能力を上げるには
1:友達と遊ぶ
2:師に学ぶ
3:1人で考え抜く
ほどよく友達と遊ぶ。完全な孤独になってしまう人は、病んでしまいます。別に一緒にゲームでもいいし、カフェでただしゃべるのでもいい。
次に、自分が学びたい分野の師を探すことです。いつも同じ友達とばかりつるんでいると、人生の幅が広がりません。
「学歴なんて意味がない」と言う人もいますが、大学に入るメリットの一つが、自分の師を見つけやすいということがあると思います。大学はいわば、生身で会える、動画見放題サービスみたいなものです。
だって、めっちゃ頭が良い先生たちの授業が聴き放題なんですから。その中で、この先生の話がもっと聞きたい!っていうか、弟子にして!という、なんというか、崇拝に近い存在が見つけられたら、それだけでも年間数百万の授業料がペイできるに等しい価値です。
僕も大学の先生にお世話になった恩人のK先生がいます。このK先生のコトバ・考え方の刺激を受けて、今の自分がいる。いや、ほんと。
オンラインサロンや動画授業など、新しいカタチのサービスが安価で受けられる時代なので、必ずしも大学に行く必要はないかもしれませんが、人生の師を作る上で、大学が恵まれた環境であることは間違いありません。
大学に行けば、師や先生だけでなく、先輩やOB・OGとのつながりも持てます。在学中に先輩との関係を作っておけば、その先輩が就職や結婚など経験していくなかで、人生の先輩からのアドバイスをもらえる。これは、読書や師から学べることとはまた違う、この上なく新鮮な情報です。
最後は、一人で考える。一人でカフェに行って、ノートや手帳に自分のこれまでの人生を振り返り、思ったこと、感じたことを書く。
その上で、これから自分が何をしていくのか。いつやるのか。なぜやるのかを考え、書く。できれば、描く。図、表、イラストなど、視覚的な工夫もしながら。
成功者はみんな、メモを取ります。メモをとるということは、常に人から学び、自分の中で消化し、次の行動へつなげてくれる最高のツールです。少し前にも、前田裕二さんのメモの魔力という本がベストセラーになっていましたね。
AI時代のこれから生き残っていくのは、頂上争いを制したマンモス企業と、オリジナリティーを発揮する個人です。個人はフットワークが軽いので、時には企業やグループと仕事を共有したり、完全に個人でビジネスをすることもあるでしょう。
戦い方は一つではありません。剣だめだと思ったときに、すぐに「次は銃だ!」と間髪いれず飛びつき、すぐに銃の使い方をマスターできる。そんな人が生き残っていくんでしょうね。