AI時代に生き残る仕事「イラストレーター」
ウェブデザイナーや、建築士、都市デザイン、漫画家…。とにかくアート、イラスト、デザインなどのキーワードが入っている仕事は、AI時代にも強い。
子供の頃、授業中にノートの隅に絵を描いていたような子なら、絵を描く才能があると思います。
ですが、中学、高校と進むにつれ勉強が忙しくなり、絵を描く機会が減っていきます。それってもったいない。
子供が自分から行動しているようなことって、褒めることはあっても、やめさせてはいけないと思うんです。
絵が好きで、ずっと描き続けていれば、それは立派な専門性です。学年が上がってきて、パソコンも使うようになれば、イラストやウェブデザインなども本格的に学ぶことができるようになります。
最近では、タブレットが普及してきているので、鉛筆、絵の具、キャンバスがなくても、タブレットが1台あれば、家でもカフェでも、学校でも、いつでも好きな時に絵を描くことができます。
先日アップルから発表のあったiPadはペンシルがタブレットに磁石でくっついて充電できるので、タブレットとペンシルをセットで持ち運べて便利です。
そこまで機能にこだわらなければ、37800円(税抜き)でペンシルが使えるiPadも発売されています。
AI時代に、あらゆる仕事がなくなる中、残る仕事のキーワードはコミュニケーション・専門・創造性です。
絵を描くことは、専門と創造性を両方とも含みます。前回の記事では営業について書きましたが、絵を描く人が自分の作品を世の中の人に知ってもらうために、SNSを使って告知をするのは、営業力であり、コミュニケーション能力です。
イラストレーター、デザイナーというだけでも強みですが、営業力やコミュニケーション能力など、他のスキルと組み合わせることで、さらに希少な存在になることができます。
子供の頃、ノートの隅に書いた落書き。それが、将来の自分にとってとても大きな意味を持つ一歩になっているかもしれません。
あとは、それが自分の専門になると気づくかどうか。絵を描くことを自発的に続けられるかどうか。全てはそこにかかっています。