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教育・習い事・就職・転職・起業・旅行、などをテーマに仕事を趣味にする方法を考え、実践し、公開していきます。

職業を考える 〜保育士〜

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前回の記事で、妻が美容師だと書きました。その妻が先日、「〜が保育士の専門学校に2年通うんだ」と言ってました。

 

 

他の友人も保母さんをしています。二人とも性格が明るく、子供が好きだろうな、という印象で、保母さんは合っているな、と思いました。

 

 

これから保育士さんは強いです。いや、強くなっていきます。理由はいくつかありますが、まず待機児童の問題です。関東で1万人以上もの待機児童がいます。その分、子供を預けることが出来ず、仕事をすることが出来ない主婦の方が多いのです。

 

 

もちろん、在宅ワークやアルバイトなどぶつ切りの仕事もありますが、もっと会社でバリバリ働いていきたいという気持ちが強い方も多いはず。そうなると、今後、保育士さんの募集は増えていく一方なので、多くの需要があります。

 

 

そして、保母さんの仕事は消えづらいです。AIや機械化すると言われる仕事は単純作業やPC系がメインですが、保母さんは子供のケアがメインなので、機械では代替できない部分が多い。もちろん多少は機械化できるエリアはあるでしょうが、相手が子供だと心のケアなどを含めて本当に繊細なコミュニケーションが求められるからです。

 

 

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これは学校の先生についても同じことが言えます。「知識を伝える」という意味では、教師や塾の先生の需要は減っていきます。なんたって、タブレットの活躍が大きい。AI化でタブレットのアプリは凄まじいレベルアップをしているので、学校で勉強するよりも家でタブレットをいじっている方がよっぽど知識の吸収に役立ちます。

 

 

しかし、学校の先生の仕事は、知識を伝えるだけでなく、保母さんと同じ子供のケアの割合が多い。特に精神的な部分が大きい。

 

 

前向きな子にはより難易度の高い、達成感の高い目標や道標を指してあげたり、繊細な子には、自分に自信を持てるような声かけや、相談、課題の選定が必要になります。仕事の内容が多少は変わっていくでしょうが、教師という仕事は無くなりません。

 

 

保育士さんも子供が小さいので、その分、子供に直接触れていく部分が大きい。身体的にも、精神的にも。保母さんの役割は大きいのです。

 

 

しかし、現実には保母さんの給与や規制などの問題もあります。保母さんの給料は安い。手取り12万くらいだったりします。生活が苦しいくらいのレベルです。時給の良いアルバイトにフルで入った方が月給が高くなります。

 

 

これでは保母さんが足りなくなるのも仕方ありません。ただ、これは今までの仕組みであり、これからの改善されていきます。国や地方の補助金が増えていきますし、需要がある分、給料は高くなっていきます。キャリアを積めば、待遇の良いところに転職することで、より高い給与を得ることも可能です。

 

 

また、最近では、企業に保育園を作っているところが出てきました。これも時代の流れでしょう。そうすると、スポンサーが企業になるので、保育士さんの給料も良くなります。

 

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また、働くママさんたちは、教育への投資を惜しまないので、お子さんが幼い時から、英語やプログラミングをはじめとした知育をしていきたいという考えの方も多く、そういったことが教えられる保育士さんの給与はさらに上がっていくはずです。

 

 

やりがいも多く、大変なことも多い保育士のお仕事。これからは仕事改革が進んでいくので、自分の可能性と、選ぶ仕事の可能性や将来性をうまく考慮しながら、天職を見つけられたら良いですね♪