英語 or プログラミングどっちを選ぶ?
お子さんがいるご家庭では、「そろそろ習い事をさせようかしら…」と考えている方も多いはず。
英語?スイミング?ピアノ?そろばん?プログラミング?
誰にも当てはまる正解はありません。自分で考え、体験していくしかないわけですが、私としては、英語をおすすめします。
理由は、緊急性と流行性です。
緊急性とは、学校のテストや、受験のことです。英会話を習わせることで、自然と学校の英語対策になります。
学校でも最近は「書く」「話す」に力を入れ始めているところが多いので、英会話に慣れておくことで、英語に対する自信になります。
むしろ、習っていないことで英語のスピードについていけなくなる可能性が高い。英語に5歳から親しんでいた子と、中学生から始める子では、新入社員と課長くらいの差が開いています。
もし小学6年までに英検3級が取れれば、中受験にも有利、公立の場合でも、高校受験にかなりの余裕ができます。
とにかく結果が出しやすいのです。特に英検を早めに取っておくことで、受験や留学、将来の選択肢の幅を増やすことができます。世の中のお母様方は、英語にシビアです。
頭の中にしっかりとした戦略をお持ちです。お母様が英語に対しての積極性は、お子様の英語に対する積極性に比例します。
私の英語教室に通ってくれているお子様の保護者の方を見ていても、英語をやるのが当たりまえと思っておられて、ご家庭での学習もズバ抜けています。
先日、英検準2級の一次を突破したお子様は現在、年長さんですが、大学ノートに何ページものライティング練習がしてありました。
正直、恐ろしい…と思ったくらいです。しかし、そのお子さんは英語を楽しんでします。泣き叫びながら勉強しているわけではなく、アナ雪の中で好きな英語のセリフを自慢げに発音してくれます。
よくテスト対策や受験などで、数学に危機感を持ち、塾に行かれる方が多いですが、それは積み重ねの教科であり、差が開きやすいからです。しかし、これからの英語はその比ではありません。
新入社員と課長、サッカーの日本とブラジルくらいの差がついているのです。
そして、小学生のうちではそれを実感できません。実感しているのは、中学に入って、クラスの中に5人以上、英検の3級、準2級を持っている子達と我が子の差が開いているのを知った保護者の方々です。
小学生では実感できません。
そういった受験や将来への緊急性が英会話をおすすめする理由の一つです。
次が、流行性です。
英語ブームは長く続いています。まだまだ続きます。英語は習った先に使うことができるジャンルが広いのです。旅行、仕事、インターネット、様々なことに英語は使います。
日本に来る外国人の数は年々増えています。観光業界としては非常にウェルカムであり、日本再興の一助となります。そんな中、グローバル人材となり、外国人の方と英語を使いこなし、文化交流を図ることのできる人を企業は欲しているんです。
そのためには、社会人になる時までに英語ができるようになりたい、だから英語を早くから習わせたいわけです。
流行性という意味では、プログラミングも最近のトレンド、つまり流行性があります。プログラミングと聞いてもピンとこない方も多いかもしれませんが、プログラミング
ができれば、自分でホームページが作れたり、iPhoneのアプリが作れるようになるイメージです。
まだまだ全国的な広まりは薄いようですが、東京を中心として、プログラミング教室は活況です。本来はプログラミングコードが複雑でしたが、最近はビジュアルプログラミングが浸透していて、ゲーム感覚でパソコンが覚えられるので、子供自身がハマってしまう場合も多いです。
したがって、プログラミングを習わせたり、家で始める方も多くなっています。英語もプログラミングもメリットは大きいです。プログラミングも2020年から小学校で導入されるようになります。
どっちを選ぶのか?は難しいのですが、とりあえずプログラミングに緊急性はありません。プログラミングが小学校から導入されても、受験や学校のテストにプログラミングテストはないんです。
プログラミングで20点!プログラミング塾に行かなくては!とはなりません。したがって、広い意味では、英語の方が緊急性も流行性もあり、非常に有効なため、どちらかと言われたら、英語をおすすめします。
ただ、プログラミングは中毒性が強いです。これは良い意味で、ですが。ひたすらプログラミングにはまり、スマホのアプリを開発するレベルまで到達し、大学のAO入試や会社へのエントリーで圧倒有利、という場合もあるのです。
できれば、両方試してほしい…です。一度やってみれば、どっちが我が子に合っているのかも本人の反応を見ていればわかります。やってみなくてはわからない。
食べ物の好き嫌いも、習い事の好き嫌いも試してみなくてはわかりません。
まずはトライ♪