職業を考える 〜プログラマー〜
前に、オススメの習い事で
英語orプログラミング
について記事を書きました。両方やってほしいですが、英語!という結論でした。しかし、プログラミングがこれから求められる(今、求められている)スキルであることに変わりはありません。前に職業で保育士も取り上げましたが、今回は習い事の「プログラミング」、職業(スキル)としての「プログラマー」について取り上げます。
プログラミングは、もはやゲーム!?
プログラミングの初心者の方に向けた内容となりますが、プログラミングを知らない方からすれば、プログラミングのイメージは、「よくわからん」「なんか暗号が難しそう」「何に使うのかわからない」といったところでしょうか。少なくとも僕はそうでしたし、周囲の人にプログラミングについて聞いても、似たような印象でした。
昔ながらのプログラミングは本当に暗号です。ITを取り上げたドラマや映画を見ると、たまにパソコンの黒い画面に、意味のわからない言葉が並ぶのです。英文が並ぶならまだしも、
こんな暗号が並んでいたら、「自分には無理!」と思うでしょう。しかし、数年前から学習用のプログラミングは変わりました。ビジュアルプログラミングと言って、絵とブロックをうまく使い合わせてゲームをしたり、ゲームを作ったりするのです。
これは小学生どころか、5才くらいからできます。本当にはじめは「スクラッチ」が有名です。僕は「hour of code(アワーオブコード)」がオススメです。ともに無料でできます。アワーオブコードの場合、パソコン、タブレットのどちらでもできるので、使い勝手がよく、アナ雪やスターウォーズ、マインクラフトやアングリーバードなど子供に馴染みが強く楽しいものが多いので、かなりハマります。
進んでいくほど、高度になっていき、中級レベルまで進めれば、あとは本格的なコードを学ぶレベルになります。目安は中学、高校生以上です。しかし、本格的なコードを中高生で学べるってすごいですよね?これは、スマホのアプリ作成や、ホームページ作りに有効なHTML/CSS言語につながっていくんです。
学生って電車でパズドラやモンストばかりやっているイメージですが、プログラミングを学んで、自分でゲームアプリが作れたらもっと面白いし、進学や就職、将来の役にも立つ大切なスキルとなります。
ただ、ビジュアルプログラミングでも中級になるとかなり難しい問題が出てきますし、そこから本格的なコードを学ぶとなると、やはり一定の壁というか、レベルアップが必要になります。中には挫折してしまう人もいるでしょう。
プログラマーの年収は?
ざっくり平均で言うと、普通のサラリーマンと変わりません。年収400万といったところでしょうか。せっかくスキルを身につけたのだから、差別化が欲しいですよね。ただ、これは現状であり、スマホ、タブレット、パソコンのコンテンツが充実してきているこれからは、プログラマーの待遇も大きな変化が出てくるでしょう。
また、IT先進国アメリカだと、年収平均は800万を超えてきます。ビルゲイツやスティーブジョブズのような怪物を生み出してきた国だと、プログラマーの評価は高いようですね。
アメリカ、イギリス、そしてイスラエルやエストニア、韓国などはプログラミング教育に力を入れています。以前の記事でスタートアップ(起業)について取り上げましたが、スタートアップが盛んな国にも、アメリカやイスラエルなど同じ国がありました。やはりIT関連ではイノベーションが起きやすいのでしょう。
プログラミングと英語の立ち位置
「将来、仕事に直結する可能性が高い習い事」なら、間違いなく、英語とプログラミングがトップ2です。英語でいえば、例えるならスマホのような存在だからです。iPhoneを持っていれば、電話も、メールも(ラインも)、インターネット検索も、アプリを使った生活に便利なソフトを使うこともできます。
プログラミングの例えなら、そのままスマホのアプリのようなものです。以前の携帯は、基本は電話と、メールだけでした。確かに便利なのですが、今のスマホと比べると圧倒的に不便です。それは、os、アンドロイドやアプリの開発が進んだからです。それは間違いなくプログラミングの力です。
例えば、これからは自分が料理人になりたい、と思っても、国内の需要よりも海外需要の方が圧倒的に大きい。それであれば、外国人と英語でコミュニケーションが取れて、お店の宣伝にホームページを作って70億人に英語でメッセージを発信できて、アプリで自分が作った料理を素敵に、美味しそうに表示できるアプリを作れたら、効果的です。
もちろん、それを全部自分でやる必要はないかもしれませんが、自分は「これをやる」という選択肢の中に、英語やプログラミングは入ってくる可能性が高い。
英語かプログラミングかと言われても、自分に合うのかどうか、自分の子供に合うのかどうかは、とにかくはじめてみなくてはわかりません。
やるなら今です♪