これからのAI時代に必要なスキル 〜得意技を持つ〜
目次
得意技を持つ
SNS力、コミュニケーション力、起業力
・得意技を持つ
やはりこれに尽きますね。とにかく1つ。自分はこれ、と即答できる、自信が持てるスキルを持っておくこと。これはAI時代に入っているからこそ、より必要不可欠です。
得意技が一つの場合は、AIや機械とかぶっていないかを見極めなければいけません。なんとなくパソコンが得意でエクセルやワードができたとしても、これからはさらに簡易化されたソフトやアプリが続々と登場します。
タイピングのスピードが速くても、音声認識がどんどん向上している今、パソコンがスキルであったとしてもやはり時代の流れに負けてしまいます。
どちらかと言えば、学校の技術科目のようなスキルの方がこれから役に立っていくでしょう。
自分で作曲をし、(音楽)、自分で絵を描き(美術)、オリジナルの料理を考え(家庭科)、ロボットを作り(技術、プログラミング)、スポーツ選手になって活躍したり、健康法などのアドバイスをしたり、(体育・保健)、根底に創造性、オリジナリティが必要となるので、AIに負けません。
最後のスポーツ選手は、スポーツというスキルに加え、それを人に伝えるためのコミュニケーションスキルも必要になってきます。
自然と2つのスキルが必要になるわけですね。するとより強力が武器となります。それはAIだけでなく、他の人も真似できない人材となれる。
教育者の藤原和博さんの言い方なら、レアカードです。一つのスキルに1万時間をかける。そうすると100人に1人の存在に。スキルが二つならさらに100人に1人の存在となり、100×100で10000万人に1人。さらにもう一つのスキルがあれば、100万人に1人の存在となれるわけですね。
もしスキルが1つだとしたら、ある程度の才能も必要となります。例えば芸人はAIがマネしづらいスキルの一つかもしれませんが、それだけで生きていくには、かなりの才能が必要となることは明らかです。
それならば、やはりスキルを組み合わせることが強みとなります。芸人が超一流ではないにせよ、トーク力にある程度の自信があるならば、例えば商品の広告塔になるのはどうでしょうか。
自分が愛用している商品の宣伝を動画配信してみたり、企業とコラボしてCMを作るわけですね。ただし、自分が心から良いと思えるような商品を選ぶべきです。消費者やお客さんの目は厳しく、芸人が心から伝えていない商品は、やはり見透かされてしまいます。
さらに芸人が商品に愛着を持てば、自然と商品知識もついてくるはずです。そうすれば人に勧めるときに説得力も出ます。トークが得意な芸人が、自分の愛用する商品を宣伝する。トーク×商品宣伝力の組み合わせです。
ドラクエのジョブで言うなら、戦士×武闘家でバトルマスターになれるようなイメージでしょうか。
子供の頃からしゃべるのが好きだったり、勉強が苦手でも、好きな漫画を友達に勧めるのが得意だったりしたなら、そんな素養があるかもしれません。
むしろ言われたことを真面目にコツコツやるタイプの人は危険かもしれません。AIを使いこなすような人になるか、創造性を発揮するような要素を仕事に取り込むか、など戦略が必要になってくるでしょう。
遊び、勉強、スポーツ、どんなジャンルでも、とにかくがむしゃらに頑張るのはもう中学生までで終わりです。
高校生以上になったら、その中で自分の得意なこと、人にやれと言われなくても、自然とやっていたようなことをスキルにして、人に堂々と言えるようにならなくては、これからのAI時代に苦労することになるのではないでしょうか。
では!