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教育・習い事・就職・転職・起業・旅行、などをテーマに仕事を趣味にする方法を考え、実践し、公開していきます。

塾を開いて数年。1月3日の朝の7時から授業をする働き方

 

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12月31日 朝9時〜10時半

1月1日 夜20時〜21時半

1月3日 朝7時〜8時半

 

 

 

 

これが昨日の朝までで私が働いたスケジュールです。

 

 

 

何も元旦に働かなくても…と考える方も多いでしょう。しかし、私にとってはこれは理想のスケジュールであり、最適解なんです。

 

 

 

私には元旦休みがなくても、満員電車と会社という二つに縛られていない今の生活が最高に幸せです。

 

 

 

以前も記事に書きましたが、私は3回の転職を経て、独立しました。塾を開き、子供に英語を教えたりしています。

 

 

 

開業後1年目の年収は18万でした。今は、なんとか生活できるくらいにはなっています。

 

 

 

大学時代の友人は就職をしてそのまま仕事を続けている人が多いわけですが、中には自分の好きなこと・得意なことを続けたいため、就職をしなかった友人もいました。

 

 

 

そのうちの一人は劇団の裏方仕事が好きで、収入の安定しない劇団に見習い?のような形でスタートし、就職後10年経った今も同じ仕事をしています。

 

 

 

別の友人も劇団に所属しています。この友人は役者です。今も同じ仕事を続けているようです。

 

 

好きな仕事をしている人はとても自由だなと思います。企業への就職に比べ、収入は安定しないかもしれませんが、毎日が楽しくストレスがない。

 

 

私は塾を開いたので、子供が来てくれる午後3時以降が仕事の時間となります。

 

 

朝は6時に起きるので、少なくとも9時間の自由時間です。日によっては12時間ヒマです。

 

 

むしろ土日の方が忙しい。土日なら学校がないため、午前や昼過ぎも来てくれる子がいるから。

 

 

授業はマンツーマンです。塾や英語教室関係者は、このマンツーマンレッスンをすることがどういうことを意味するかよくわかっているはずです。

 

 

そう。超たかい授業料がつきます。英会話大手のベルリッツならば週1で年間80万前後、他の教室もそんなに変わりません。

 

 

大手の塾や予備校でも「個別」はやっています。ですが、それは講師1人に生徒が2~3人つき、一人一人に対応するということです。90分授業があるなら、一人に教える時間は30分。

 

 

私の塾では一人に80分使い、料金は月に1万。

 

 

日本中探せば、私と似たことをしている個人教室は見つかるはずです。ですが、大手に比べれば圧倒的に少ない。

 

 

だからこそ、差別化ができます。ウチに来てくれる保護者の方々が口を揃えて言うのは、

 

 

 

「ウチの子はグループについていけなさそうだから」

「他の子よりどんどん前に進めるはずなのに、集団のスピードに合わせなくてはいけないから」

 

 

 

もう学校や塾のシステムは破綻しています。個性も学習レベルも違う数十人に向かって一斉の授業をすることは、非効率です。

 

 

どう考えても、個人授業が子供には最適です。では、なぜ今でも集団授業をしているのか?

 

 

 

それは教員とお金が足りないからです。塾や予備校なら、一定の利益を出しつつ運営を続けるのに、生徒一人一人に先生をつける余裕はありません。

 

 

 

打つ手が早い塾は、映像授業の提供を始めています。一流教師の授業を自分のペースで進める方が、安く上がり、効率的で、成績も向上します。

 

 

 

ですが、映像授業でも、トップレベルや最下位レベルの子は映像授業には向きません。その子に合った学習効率の良い授業プログラムを組み、コミュニケーションをとって、進める必要があります。

 

 

 

そんな必要が迫られる今、広がるべきなのは個人塾です。教えられる人数は限られますが、子供に合わせた授業ができる。

 

 

それは、ピアノや絵画、ダンスなど芸術の分野でも同じです。

 

 

サラリーマンやOL、あるいは主婦の方、退職をした方などの中には、人に教える仕事をしたいと思っている方もいるはずです。

 

 

それならば、それを仕事にしてしまえばいい。自分の得意や趣味を仕事にできるならば、それは創造性のある仕事となります。AIが代替できるようになるのは相当先の話でしょう。

 

満員電車にゆられている場合ではありません。望まない仕事を、望まない会社でやっている場合ではありません。その時間を、自分の好きなこと、趣味、仕事に使いましょう。

 

それが最適解です。