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「小中学校でも飛び級や留年を」?我が子はどうなる?

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news.tv-asahi.co.jp

 

子供の学力差はひろがるばかりですが、ひろがっていいと思います。大人になれば、いやでも「収入格差」はひろがるんですから。良い社会勉強になります。

 

 

小中学校のうちから、できる子はどんどん伸ばし、苦手な子は無理に進めずに、繰り返し同じレベルを復習していく、というカタチのほうが、総体的に学力を伸ばせるのではないでしょうか。

 

 

すでに、日本の学校教育は古くなってきています。

 

 

学校に子供を通わせている親が望むことは、「自分の子供の能力を最大限発揮させたい」ということです。自分の子供がクラストップなら、もっと上に早く行かせたい。自分の子供が勉強ができないなら、イチから教えてほしい。つまり、各々のレベルに合ったカタチで進めることです。

 

 

最近は映像授業が活況です。自分のレベルに合わせて進められるのだから当然です。塾や予備校のように、営利でやっている組織のほうが、学校よりまだ柔軟です。

 

 

何度か記事で書きましたが、QubinaというAI型算数学習アプリがあります。子供がつまずいた箇所に合わせて、自動で最適化された問題を選別し、スムーズにストレスなく学習できる教材です。

 

 

 

つまり、家庭や塾での学習環境が、すでに学校システムのそれよりも先に進んできていて、子供の学力差は広がっているんです。

 

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その最たる教科が、英語です。差が開く教科として今まで目立ってきたのは、算数・数学ですが、水面下で大きい差を生んでいるのは、英語です。

 

 

小さいころから英会話教室やインターナショナルの幼稚園英語に親しんできた子供たちが、目立つ形で力を発揮し始めるのが、中受験・高校受験です。小学校ではとくに英語で難しいことはやらないので、できる子たちが目立たないんですね。

 

 

小学6年で英検準2級を持っていて、中受験に圧倒的有利になる子や、高校受験で英検2級を持っていて、推薦で受かってしまう子もたくさん出てくるようになります。

 

 

進学先の先生からすれば、英検というわかりやすいカタチで、他の子より秀でたものを持ってる子がいれば、当然自分の学校に合格させます。当然です。

 

 

自分だけの武器を磨く

 

 

学力(競争)で勝てない子は、勉強以外の武器を手に入れたほうがいいと思います。これからは、選択肢が増える時代です。勉強ができなくても、自分の好きなことや得意なことを、ユーチューブやインスタにアップして子供のころから稼げるようになった今の時代です。

 

 

もちろんそれも「現状」一部の人だけですが、ゆくゆくは、誰にでもチャンスが広がる時代が来ます。

 

 

勉強は苦手でも、スポーツが得意で、かつ友達にスポーツを教えたり、その魅力を伝えるのが得意な子。虫図鑑をひたすら眺めるのが好きな子。人と違うその子の個性が、誰かの役に立ち、社会で評価されるようになる。

 

 

小中で飛び級や留年のカタチに移行するのは、元号も変わる今、良い変化の兆しだと思います。ただ、その中で勉強に自信が持てない子は、他に活路を見出すべきです。

 

 

学力差もひろがっていますが、選択肢も広がっています。