誰もがイラストレーター・マンガ家になっていく時代
AI・ロボット時代に残っていく仕事は、創造性と想像性を発揮した仕事です。
つまり、物語を書き、イラスト・マンガを描き、建築をデザインし、新しいライフデザインを提案し…。
単純作業は消え、複雑な業務も自動化が進みます。とにかくアイデア勝負の世界になっていくんですね。
そんな中、少し先の未来に向けてやっておいた方がいいと感じていることが、イラスト・マンガです。
以前もブログで何度か書いたことがあるテーマです。
なぜイラスト・マンガを描けると良いのでしょうか。それは、テクノロジーとの相性が良いから。
インターネットが普及し、パソコン・タブレット・スマホにも高性能なものが増えてきました。その中でたくさんのサイトが生まれているわけですが、その内容の大半はあくまで文字です。
検索画面でも、まずはほとんど文字の羅列です。最近は、マップや画像、動画なども少しづつ増えてきましたが、まだまだ文字が圧倒的に多い。
しかし、現在もそうですが、本屋で売れているのは、文字よりも、イラストやマンガです。本屋に行っても、立ち読みできないのは、マンガ本ですよね。雑誌も一部は包装されていますが。
それだけ、パッと見た瞬間の情報力が多く、かつおもしろいのは、やはりイラストやマンガです。
ただ、その世界で、プロになれるのは、ごく一部の方々でした。しかし、これからはそうではありません。理由は二つあります。
一つは、インターネットの登場で、作品の公開がカンタンになったことです。ブロガーや、マンガ家、イラストレーターが個人で作品をネットに公開し、編集者、出版社、企業の目に止まり、書籍化や、収益化ができるようになることが多くなってきています。
もう一つは、仕事の複業化です。今は、とにかく仕事の種類が多くなってきているので、一人で2つ、3つの仕事をされている人が増えています。その中で、プロほどではないけど、セミプロや、プロアマほどのクオリティで、イラストやマンガの表現ができる人が幅広い仕事で活躍できるようになってきています。
それは、子供のころ頑張った、読み書き、そろばんと同じです。読み書き、そろばんを子供の時に頑張った子が、みんながみんな、大人になってから、読み書き・そろばんのプロになるわけではありません。日常や仕事の多くの場面で読み書きをし、暗算や計算を使う場面があるわけですね。
最近は、タブレットにイラストや絵を描くこともカンタンになりました。キャンバスや絵の具、筆がなくても、カフェで絵を描く作業ができるようになっています。
こちらの方のマンガも、とてもおもしろかったです。後半は目頭が熱くなりました!↓
「人生辞めかけた私がイラストレーターになるまで」
チャンスは広がっています。生かさない手はありません。子供のころ、ノートの端に描いたラクガキを、自分の仕事に活かせる時代です。