日本の労働時間 〜ドイツから学ぶこと〜
以前ドイツに留学していたことがあります。一番感動したことは
ドイツ人は「楽しむために働いている!」という意識
が高いと感じたことです。
まず、朝が早いです。なんか5時くらいに起きて、6時から7時前
には働いてるんですよ。路面電車は結構早くから混んでいて、若い
女性が電車内でバナナを食べていたことには衝撃を受けました。
朝は出社が早いので、退社も早いです。割合では50%くらいの人
は5時前に退社するんです!5時にはバーでビールで乾杯!
えー!?羨ましい…
日本では考えられません。日本だったら恵まれた公務員とか
一部のフリーランサーくらいですか。そんな生活してるのは。
実際、日本はドイツより労働時間が長いです。年間でいうと
日本は1700時間くらい、ドイツは1400時間くらいです。
日本人はドイツ人に比べ、「生活するために働いている」と
感じます。生活するためだから、労働時間が長くてもしょうがない、
という意識でしょうか。
しかし、労働時間が長くても生産性が悪くては意味がありません。
時間は限りがあるから、大切にできるのです。残業をすると
限られた時間意識が弱くなります。「残業すれば終わる」と感じて
しまうので、〜時までに終わらせるという工夫をしなくなります。
ドイツ人は人生を楽しんでいるから、仕事は最小限にしようと
制度を作ってきたんです。日本はドイツに習うところが多いですよ!!