kazu-tabi

教育・習い事・就職・転職・起業・旅行、などをテーマに仕事を趣味にする方法を考え、実践し、公開していきます。

今の時代に何を勉強し、何を仕事にするか。

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AI、ロボットがこれからなんでもやってくれる時代です。これはうれしい。

 

事務作業、家事、災害時の危険作業、輸送、運転、工場、税理士、塾講師、薬剤師、レジ、調理、窓口業務、…などなど。みんなやってもらえる。

 

そんな時代に、ヒトは何をすればいいのか。

 

子供は何を勉強する?

 

子供は、好きなことも、苦手なことも含め、何でもやっておけばいいんじゃないでしょうか。

 

学校でならう、国語・算数・英語などの教科。美術や音楽、体育などの技能教科。ぜんぶやっとく。

 

どの教科で才能が目覚めるかわかりません。親が勝手に、これからは英語だ!プログラミングだ!って決めつけて、そればっかりやらせるのはもったいない。

 

もし子供が英語やプログラミングにハマったなら、たくさんやらせればいい。でも、だから算数が0はもったいない。

 

はじめは苦手でやりたくなかった算数に、数年後、数十年後に目覚めるかもしれないわけですから。

 

習い事もそうです。ピアノでも、習字でも、スイミングでも、いろいろやっとく。そうすると、どこかでやめても、あとでもう一度始めるときに、ハードルが低くなります。

 

僕は大学でドイツ語を専攻しましたが、大学でやっていなかったら、社会人になってから勉強することなんてなかった。でも、大人になってから多少ドイツ語を忘れていても、大学で一度やっておくと学び直しがしやすい。

 

だから、子供のうちに、できるだけ多くのことにチャレンジしたほうがいい。0を1にしておけば、1から、2、3にレベルアップしていけます。0から1にするのが大変なんですね。だから、子供のうちに、あらゆる0を1にしておく。

 

受験の意味はそこでしょう。キライでもなんでも、とにかくやっとく。慣れてきてから、時間が空いてから、ハマるかもしれませんから。

 

大人こそ0を1にすべき

 

子供はおもしろそう!って思えば没頭しますが、大人はどこか理屈っぽくなります。

「これがなんの役に立つの?」

「お金になるの?」

そんな思考になります。

 

しかし、多くの職が消える中、何があたるかわかりません。1ミリでも興味をもったら、0を1にすべきです。

 

ユーチューバーが子供に人気ですが、ユーチューバーなんて、と思わず、1ミリでも興味をもったなら、はじめるべきです。

 

いまさらプログラミングなんて、と思わず、1ミリでも興味をもったなら、はじめるべきです。

 

10年後、会社で働き続ける中、動画の編集や、新しいプログラミング言語を扱えることでどんなメリットがあるかもわかりません。新卒の後輩のほうが、自分よりもそれらの能力に秀でていたら、自分は会社のお荷物になってしまいます。

 

没頭力では大人は子供に勝てません。プログラミングであれば、小5の子供と、40の大人がゼロからスタートするなら、きっと大人は子供に勝てないでしょう。

 

しかし、パソコンの扱いに慣れ、中高まで数学を習っていた大人は、子供よりプログラミングが有利な部分が多い。

 

大人なら、教室に通うなどした場合、たくさんお金を習い事に使えます。パソコンやタブレットも自由に買えます。

 

大人になってからのほうが、有利なことも多いんです。

 

景色が楽しめる山登りをしよう

 

正直、AI時代に、何があたるかはわかりません。

 

みんな英語を必死に勉強していますが、翻訳機のレベルアップが凄まじい中、10、20年後には必要性がなくなっているかもしれません。

 

イラストレーターを目指したいと思っても、将来はAIが大量の絵を描きまくり、人間はもうイラストを描いていないかもしれません。

 

プログラミングをやっても、多くのプログラミング言語が日々、生まれ、古い言語は使われなくなっていきます。

 

それじゃ、やっても意味ないじゃん!というのもわかります。京都に行こうとするのに、足腰を鍛えて、長距離でも歩けるようになろうとする人はいません。だって、新幹線があるんですからね。

 

ただ、繰り返しますが、何が当たるかわからない時代です。興味をもったなら、何でもやっておけばいいんじゃないでしょうか。

 

そのさい、ゴールすることが目的なものではなく、経過を楽しいものがいい。山登りをするときに、頂上に着くことだけが目的なのではなく、途中の景色も楽しめるようなことならば、結果、数十年後に直接的に役に立つようなことでなくても、過程が楽しかったなら、何も後悔しません。

 

英語を勉強しながら、数人でも外国人と楽しく飲み明かすことがあるなら、それでいい。イラストレーターの仕事がなくなっても、絵が上手になって、オリジナルのラインスタンプが作れるようになったなら、それでいい。プログラミングを学ぶのにマイクラをやっていて、マイクラ自体がおもしろいのであれば、誰に言われるのでもなく続けるでしょう。

 

誰にもわからない未来のコトなど気にせず、山登りを楽しみましょう!