AIとBI 〜労働は不要、好きな仕事をすればいい〜
以前、AIについての記事を書いたことがありましたが、それに
関連して今回はBIについてお伝えします。
AIによって仕事が奪われる、しかしそれによって生まれる
生産性、創造性の高い仕事を人間がしていくべきで、子供も大人も
自分の興味を求める勉強・研究・仕事をした方がいいと述べました。
ただ、それでも機械化によって人間の仕事がなくなっていくことは事実
なので、失業者が増えます。そうすると生活できなくなってしまう
という不安が起きます。
そうなった時に有効なシステムになるのではないか、と言われている
のが、BI、「ベーシックインカム」です。これは簡単に言うと
国が全国民に一律で生活に必要な補助金を支給するというものです。
これは無条件です。つまり働かなくても、国から自動的にお金が
もらえるので、生活の心配をしなくて済むということ。しかし
あくまで一定額であり、もっと収入が欲しい人、もっと自分の
やりたいことで人の役に立つ仕事がしたい人は仕事をします。
夢のような制度に聞こえますが、一方で働かない人が圧倒的に
減ってしまう、財源がない、といった意見もあります。これは
確かにその通りです。しかし、ざっくり言うと社会保障費の削減と
所得税によりまかなえるという計算で成り立ちます。
それと働かない人が増えるということですが、私はそうは思いません。
AI、BIにより、お金の心配、単純作業がなくなってくれば、
生産的、創造的な仕事、要は「やりがいのある楽しい仕事」が
増えます。そうすれば、働かなくてもいいのに、働きたい人が増えます。
多少、労働人口が減っても、やりたいことのために働く人が増えれば
総合的な生産性はむしろ増えます。もはや「労働」は消え、「生産」に
特化した働き方が生まれてきます。
AI、BIを勉強しながら、いつ、どのレベルまで実現していくのか
先が楽しみです♪